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【Life is Journey:世界一周癒しの旅③】「聖地というよりディズニーランド~セドナ編」


イースター島からサンチアゴまで4時間半、さらにサンチアゴからロサンゼルスまで11時間。入国に並び、荷物チェックインに並び、セキュリティで並びを繰り返し、LAXからフェニックスへ飛行機で1時間。そこからまたシャトルタクシーで2時間かけてようやくセドナへたどり着く。

少しでも安くと乗り合いシャトルを選んだところ、ぐるりと遠回りされたのには参ったが、ホテルが高いセドナでAirbnbを選んで大正解。センスのいいお部屋に、地元のクラフトビールまで用意してくれていた。

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ただ、セドナのアップダウンは、ディズニーランドのようでちょっと鼻白む。あるのはお土産屋さんとレストランとサイキック系のお店ばかり。「ネイティブアメリカンの聖地」のはずが、商業的すぎて神秘性のかけらもない。「スピリチャル」もどこかチープな感じ。石にもリーディングにも興味はないし、ひとりでレストランに入る気もしない。結局、タコスチェーンでサラダをテイクアウトし、アリゾナのビールをあけて家飯。夜は美しい満月に惚れ惚れした。

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2日目にはホストに借りたママチャリで、4大ボルテックス(大地のパワーが渦巻くパワースポット)のひとつカテドラルロックへ、8キロ強の旅。日差しは強いし、延々と坂道だし、車どおりは多いし、ブレーキもギアもない自転車だったので、ドキドキひやひやしながらのサイクリングだった。

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「カテドラル」という名前どおり、大聖堂のような崇高さでも、「ロック」というだけあって、その道行はまさにロッククライミング。

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柵もロープもないし、つるりと滑ったら確実に死ぬなとびびるほどスリリングな登山。どこまで登れるかわからず、何度も「もう十分」と思ったが、振り返るたびに壮大な景色に圧倒され、さらに先を目指す。

そして「ああ、最後まで登ってよかった!」と思える絶景が最後に待っていた。前も後ろも見渡す限りのスペクタクル!達成感に満たされる。セドナで最高の時間!

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セドナ最後の夜は、Tripadviserでも3位と人気のメキシカン「Elote Café」へ。自転車を30分こいで向かうも長蛇の列。2時間待ちというので、マルガリータを一杯だけいただき、鴨のタコスをテイクアウトして、部屋でWhole Foodsの3ドルワイン(!)といただいた。3ドルとはいえ、さすがWhole Foods。うまいぞ。ちなみに品種はピノグリとコロンバール。

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セドナは車がないとどこにも行けない。ほかのボルテックスにもデビルズロックにも行きたかったが、最終日も結局は歩いて行けるエアポートメサで瞑想するのみ。もし次に来ることがあったら必ず免許のある人と来よう。



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