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私のドイツパン修行経験〜Ausbildung編

私経験を少し皆様に共有させて頂きます。

ドイツのAusbildung制度は基本的に3年です。しかし長年パン職人になれなかった私は年齢的にも焦っていたのでしょう。短大卒業証明書をドイツ語に訳してAbiturを持っていると言うことを証明し、2年制から編入させてもらいました。

後々後悔するのですが、十分なドイツ語やドイツに関しての知識もなく職業訓練校のパン科2年生になったのです。当然授業にあまりついていけず。

話は前後しますが、ドイツのAusbildung制度は週に4回パン工場で働いて週に1回はパンの職業訓練校に通います。そして月に1回職業訓練校で先生指示のもと実施授業があります。あとは年に1回私の行ってた学校の場合ですが、Stuttgartのパン学校に1週間通ってパンの専門をいつもとは違う先生から学ぶ機会がありました。

パン工場での仕事はほぼ問題無かったのですが、大変だったのが職業訓練校。ドイツ語の授業(ドイツ人が受ける授業なので日本で言う国語みたいなもの?です)や、ドイツ経済や社会、パンの基礎を学ぶ授業、パンで使う数学の5教科ありました。

数学に関しては全然問題なかったのですが、それ以外はとても苦労しました。

さて今度は私の職業訓練校の学生生活についてスポットを当てて行きましょう。

授業は朝の7:30から15:30までだったと記憶してます。午前に2教科午後2教科の4教科受講します。お昼休みは30分。昼ごはんはそれぞれ持ってきてもいいし、学校にお昼だけパン屋さんが売りに来るのでそのパンを買ってもいいし、ケバブ屋さんもあるのでそこで買ってもいいという感じでした。

この職業訓練校は、それぞれの手工業職人を目指す人たちの学校で、私が通っていたところは、自動車整備工、パン職人、パン売り子、肉屋の職人、肉屋の売り子さんがそれぞれ学びに来ている学校でした。

私のクラスの同級生は確か女5人男6人の11人クラスでした。年齢も様々で最年少は確か13歳ぐらいだったんじゃないのかな?最年長はもちろん私でした。

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職業訓練校では2年生で中間試験3年生の職人試験があります。どちらも筆記試験と実施試験の2つ。

このお話も興味がある人がいたらまた記事にさせてもらいたいと思います。

今日はここまで。また明日お会いしましょう。

Bis morgen!

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