一人暮らしは自立へのファーストステップ

私は、統合失調症です。私は京都市内で一人暮らしをしています。一人暮らしをして、4年目になります。

私は自立したいと、ずっと思っていたし、今も思っています。そして、一人暮らしは。自立へのファーストステップだと思います。

発病して、離婚して、東京でしばらく暮らしました。そして、京都の伯母の家で居候生活をした後、4年前から一人暮らしをしています。

一人暮らしを始めた時は、不安で仕方なかったです。「スーパーはどこにあるのか?」「ドラッグストアはどこにあるのか?」そんな些細なことも不安の種でした。お金の管理も不安でした。

一人暮らしをして1年目は、社会福祉協議会の生活支援という、お金の管理を手伝ってくれるサービスを利用しました。クリニックのナイトケアを利用して、晩御飯を食べたりもしました。買いすぎて食材を腐らせてしまうことがよくあったのですが、だんだん買いすぎないようになってきました。

2年目は、働くことができるようになりました。ただこの就労は、障害をオープンにしていない、クローズでの就労だったので、結局は続きませんでした。でも自分なりにチャレンジはできました。

3年目は、社会福祉協議会のチャレンジ就労というプログラムによって、オープン就労で働くことができました。そして、楽しくて、面白くて、優しい彼氏さんにも出会うことができました。

4年目は、介護職員初任者研修を修了して、介護施設で、オープン就労で働き始めました。
仕事も順調です。彼氏さんとも順調です。

統合失調症だからと言って、終わりではないのです。自立のためのファーストステップである、一人暮らしができるための情報を提供できる本を書きたいと思っています。

暮島葉月



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