状況そのものを創造する

昨日は、雨が強く降った一日でした。土砂降りの中、京都駅のカフェまで出かけてきました。ボリビア人のお友達と、お話をするためにです。ボリビア人のお友達とは、ほぼ週に一回、主に日本語で、時々英語で話しています。

外国人観光客相手のカメラマンをしている彼。コロナでお客さんが激減して、大変だそうです。でも、腐ったり、落ち込んだり、悩んだりせずに
、「日本語能力検定2級-N2」に合格するための勉強を頑張っているそうです。就職のためです。外国人が日本の企業に就職しようと思ったら、N2以上合格が、ほぼ必須らしいのです。

偉いなあと思いました。私も最近、英語の勉強を頑張っています。資格とか試験のためではなく、英語でのコミュニケーション能力をあげたいっから。NHK のビジネス英語のテキストとCDで勉強しています。毎日30分は勉強しています。彼の頑張っている姿に、大いに刺激を受けました。

英語のコミュニケーション力アップだけでなく、日本語のコミュニケーション能力も高めたいと思っています。聞くこと―アクティブリスニングに取り組んでいます。確かな変化が、自分にも周りにも起きています。

なぜ、コミュニケーション能力をアップさせたいか?それは、自分の人間力を高めたいからです。そして、自分の人生をより良い方向に、変えていきたいのです。

そのために、ClubhouseのルームやZoomで学んだり、本を読んで学んでいます。「反応しない練習」を読み終えて、今は、「7つの習慣」を読んでいます。全世界で3000万部を超えて、世界40か国で翻訳されたこの本、内容が濃くて、ちょっと読むのが大変なのですが、とてもいいことが書かれています。心に刺さったところをまとめてみます。


人生には3つの中心となる価値観がある。ひとつは「経験」、自分の身に起こることである。二つ目は「創造」であり、自分で創りだすものの価値。三つ目は、「姿勢」である。不治の病というような過酷な現実に直面した時の反応の仕方。一番大切なのは、「姿勢」である。人生で体験することにどう反応するかが、最も大切なのである。

そして、私たち人間に本来備わっている性質は、周りの状況に自ら影響を与えることであって、ただ漫然と影響を受けることではない。自分が置かれ状況に対する反応を選べるだけでなく、状況そのものを創造することもできるのだ。

率先力を発揮するというのは、押しつけがましい態度をとるとか、自己中心的になるとか、強引に進めたりすることではない。進んで行動を起こす責任を自覚することである。

なるほどー!

18年前に私は、統合失調症と診断されました。仕事も失い、離婚して家庭も失いました。自殺未遂も経験しました。本当にどん底でした。

でも今、週に2回ではありますが、働けるまでに回復しました。薬を服用するのは、ちょっと嫌なのですが、私は、この病気になって、良かったと思っています。「病を得た」のだと思っています。精神疾患になって、色々なものを失ったと、ただ嘆いて、愚痴を言って、泣き言を言って、そして誰かを恨んでも、何も解決しません。

なぜ、病気になったのか?それにはどんな意味があるのか?何をどう変えていけばいいのか?そう考えた方が、ずっといいと思います。

統合失調症という病を得た私。その私にできることは何なのか?自分に問いながら、行動していきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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