心の安全基地づくりがしたい(統合失調症の私のNPO法人設立奮闘記Vol38)
バーン・リムナームでランチ
今日は、Kさんという方と、バーン・リムナームというタイ料理屋さんでランチをしました。
Kさんは、少し前までカフェをされていました。そのカフェに私が友達と訪れたのがきっかけで知り合いました。
Kさんさんとプライベートでお会いするのは初めて。ちょっと緊張。しかもKさんは、とても綺麗な方なのです。綺麗な女性に弱い私はさらに緊張。
四条河原町で待ち合わせて、木屋町のバーン・リムナームに一緒に行きました。
カフェの仕事のことや、今のKさんのお仕事の事など、色々お話ししました。
私のブログも読んで下さっていて、ブログの事などについても話しました。
10月に開催する、フランチスカさんのコンテンポラリーダンスのイベントのチラシもお渡ししました。(ちゃんと仕事もしていることをアピール 笑)Kさんはとても興味を持って下さいました。
かなり緊張していたのですが、話が弾んで、とても楽しい時間を過ごしました。
ドトールでコーヒーを一緒に飲んでから、Kさんとお別れ。私は、業務スーパーで少し買い物をしてから家に帰りました。
私にとっての心の安全基地
昨日の親友さくらとの時間といい、すごく素敵なKさんとの時間といい、私にとっては、心の安全基地と言っていい時間でした。安心して話せる時間だし、人達でした。
弟や次男には、
「遊び過ぎちゃうか?」
と言われているのですが、こういう時間ってすごく大切なのです、私にとって。
なんて言ったらいいのかな…?
潤滑油。そう潤滑油のようなものなのです。心が摩耗して、疲弊してしまわないための潤滑油のようなものなのです。
こんな時間を結婚していた頃は持つことができませんでした。一人で悩み事を抱えていて、抱えきれなくなって、心が疲弊して、壊れてしまって、統合失調症を発症してしまいました。
その事で、両親にすごく心配をかけたし、元夫にはすごく迷惑をかけたし、なにより息子たちに、とても辛い思いをさせてしまいました。
だから、友達とお茶はランチに行く時間は、私にとっては必要な時間なのです。そう、心の安全基地なのです。
お茶やランチに行くだけでなく、よくSafe Space ほっこりの理事の仲間と電話で話すのですが、それも私にとっては、心の安全基地です。理事の仲間はみんな温かくて、素敵な人ばかり!そんな仲間のことが、私は大好きです。
大好きな仲間たちと話すと、心がスッキリします。出逢えたことに心から感謝です。
あと、こうしてブログを書くことも、私にとっては心の安全基地になったいます。
「よく、そんなに継続して書けるね」
と言ってもらうこともあるのですが、書きたいことが次々と溢れてくるのです。これからも書き続けていきたいです。
心の安全基地を得て、どう変わったか?
心の安全基地が持てるようになって、私は変わりました。
まず不安な気持ちがなくなりました。ありのままの私を受け入れてくれる人がいるという安心感が、私の不安をかき消してくれたのです。
ありのままの自分を認めて、受け入れてくれる人や場って、すごく大切ですよね?私はそれらを得ることができました。
そして、このことによって、私の病状はすごくよくなりました。仕事も頑張れるし、色々なことにチャレンジしようという意欲もわくようになりました。
私の病状がよくなったことを、息子たちがとても喜んでくれています。そのことが私はとても嬉しいです。
心の安全基地が得られたら、人は変われますね。もちろん良い方向へと。
ゼロ秒思考のメモ書きやアクティブリスニングによっても私は変わりましたが、心の安全基地を得たことによっても、大きく変わることができました。
心の安全基地づくりがしたい
私が大きく変わることができたのは、心の安全基地を得られたからです。安心して自分の思いを発信できる人や場と出逢えたからです。
でも、かつての私のように、心の安全基地と呼べる人や場を持てずに、辛い思いをしている人たちもたくさんいます。
「そんな人たちのために、心の安全基地づくりがしたい!」
と思うようになって、昨年の11月から、一乗寺の珈琲焙煎処桃栗さんで、心の安全基地づくりの活動を始めました。毎回10名前後の方達が参加して下さっています。
「この活動を広げていきたい!」
と思うようにもなりました。その思いをClubhouseで発信したら、「一緒に活動したい」と言ってくれる仲間と出逢うことができて、今仲間と一緒に、NPO法人化に向けて頑張っています。
心の安全基地が持てなかったかつての私。
その時に感じた、不安感と孤独感が私を突き動かしています。そんな私を理事の仲間が支えてくれています。
ほっこりできる場と時間を
Safe Space ほっこりの「Safe Space 」とは、英語で「安全基地」という意味です。「ほっこり」は、文字通りほっこり。ここに来れば、安心できて、ほっこりできる時間を過ごしてもらえるような、そんな場と時間を作っていこうと、仲間と一緒に頑張っています。
今は、私の暮らす京都を中心に活動しているSafe Space ほっこり。この活動を全国に広めていきたいと考えています。
活動を広めていくためには資金が必要です。なので、私と仲間が協力して、補助金の申請も頑張っています。
2万1837人。何の人数だと思いますか?
昨年の日本の自殺者の数です。こんなにたくさんの人が、自ら命を絶つなんて、悲しすぎませんか?
その中には、心の安全基地があったら、救えた命もあったのではないか?と思うのです。
自ら死を選ばないとしても、私のように統合失調症を発症しないで済んだとしても、生きづらさを抱えている人はたくさんいます。
そんな人たちが安心して自分の胸の内にあるものを吐き出すことができて、笑顔になれるような、そんな心の安全基地づくりを、これからも仲間と共に頑張っていきます。
Safe Space ほっこりのnote のアカウントも、理事の仲間が作ってくれました。読んで下さったら嬉しいです。
私たちの活動を応援して下さって、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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