統合失調症でも幸せに生きられるVol4

私が伝えたいこと

私は、統合失調症です。5回の入退院を繰り返して、大好きだった児童英会話講師の仕事をやめざるを得なくなりました。そして、離婚をして、息子たちに会えない淋しさから、オーバドラッグによる自殺未遂をしました。本当にどん底を経験しました。

離婚して、京都に戻ってからも色々ありました。パチンコ依存になったり、男性依存になったり、色々ありました。一緒に暮らす伯母の干渉が嫌で、名古屋に逃亡したこともあります。ビットコイン流出事件も経験しました。

本当に色々なことがあった私です。でも、今、週に2回ではありますが、介護施設で働けるまでになりました。友人関係にも恵まれて、恋もしています。今、とても幸せです。

昨年の秋から、本を書き始めて、その本を出版しようと思って、頑張っています。私が本を出版して、伝えたいメッセージは、「統合失調症であっても、心の病気を抱えていても、周りのサポートを得て、自分自身も努力すれば、幸せに生きられる。だから、諦めないで!」ということです。

自分や家族が、統合失調症と診断されたら、絶望の淵に落とされたような気がします。心の病気になったら、真っ暗なトンネルの中にいるような気がします。出口が見えません。でも、見えないだけで、出口はあるのです。絶望の淵から、這いあがることもできるのです。

そのためには、勇気を出して、「助けて!」と、声を上げることが必要です。想像以上にたくさんの人が、助けてくれます。そして、たとえ半歩ずつでも、歩み続けることが必要です。必ず光は見えてきます。信じてください。

色々なことを経験した私です。どん底を経験した私です。そんな私だからこそは伝えられることがあるはずだと思いました。伝えなければいけないメッセージがあると思いました。そして、本を書くことにしました。

読んで下さった人が「辛いのは自分だけではないのだ」「自分にもできるかも」と思ってくださり、一歩でも、半歩でも前に歩き始めてくださったら、とても嬉しいです。

そして、統合失調症や心の病に対する偏見や差別がなくなればいいと思います。正しい理解をしてほしいと思います。それらは、私たち精神障害者を苦しめているからです。

私にどれだけの事ができるか、わかりません。そんな力があるかどうかもわかりません。でも、私は、書き続けようと思っています。そして、本を出版するために頑張り続けます。

それは、怖い事でもあるかもしれません。でも怖さを乗り越えて、声を上げなければ、統合失調症や精神障害者に対する偏見や差別、無理解の問題は変わらないと思うのです。

私にできることは、書くことです。これからも書き続けていきます。私のブログを読んで下さっている方、本当にありがとうございます。そして、ブログを読んで下さっている方の中で、統合失調症や、心の病を抱えていたり、病気とは診断されてはいないけど、生きづらさを抱えておられる方がおられる方がおられたら、私は伝えたいです。「諦めないで!」と。

今の辛い状態は、永遠には続きません。必ず、光が見える日が来ます。その光に向かって、一歩ずつでも、半歩ずつでも歩んでいきましょう。

大丈夫です。あなたは、一人ではないのです。諦めないで!

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


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