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心の病と働くというハードル

統合失調症を始め、心の病を抱えている人にとっては、働くというのは高くて、大きなハードルだと思います。でも私はずっと働きたいと思っていました。そして、今現在、オープン就労で、介護施設で働いています。

心の病を抱えている人の働き方には、二つあります。障害をオープンにして働く「オープン就労」と隠して働く「クローズ就労」です。自分自身の経験から、私は、オープン就労をお勧めします。「病気がばれたらどうしよう?」とびくびくしないでいいからです。

なぜ、私は働きたいと思ったのか?それは、お金のためというのもありますが、誰かに必要とされているということを感じられるということ、そして、社会とつながっているという「自己受容感」を得たいからです。

一昨年、チャレンジ就労で、介護施設で働くチャンスをいただきました。それが、再び社会とつながるきっかけにもなり、介護の仕事に興味を持つきっかけにもなりました。

もちろん仕事だから、大変なこともあります。そんな時には、クリニックのスタッフさんだったり、友達だったりに話を聞いてもらっています。心の病を抱えている人にとって、自分を理解してくれる人を持つということは、とても大切です。話を聞いてもらっても、その仕事が辛くて、再び心が折れてしまいそうになったら・・・休んだり、辞めたりしてもいいと思います。「逃げる」ということは、けっして悪いことではないと思います。

統合失調症でも、心の病があっても、周りのサポートがあれば、働けるのです。支援してくれる人は、たくさんいるのです。

就労に向けて、私が踏んだステップをお伝えできる本を出版したいと思っています。

「統合失調症だからといって、終わりではないんだ!」「統合失調所でも働けるんだ!」


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