幸福度を高める11の力

「7日間で『幸せになる』授業 慶應義塾大学大学院教授 前野隆司さん著


今日も幸せな一日になる!

今日は友達と、渡辺あふる君というすごく素敵な絵を描く友達のグループ展に行ってお茶します。一緒にあふる君のグループ展に行く友達は、傾聴の勉強をされています。

先日その友達に、赤羽雄二さんの「ゼロ秒思考」と「自己満足ではない『徹底的に聞く』技術」の本をお貸ししました。

「すごくいい本で勉強になった」と。彼女にClubhouseのゼロ秒思考のルームとアクティブリスニングのルームのことを伝えられたらいいなと思っています。

そんな感じで、今日も幸せなよい一日になりそうです。


幸福度を高める11の力

私はいま、「幸せに生きる」ということにとても興味があります。「幸せ」について、幸福学の第一人者の前野隆司さんの本を読んで
学んでいます。幸せになるための心的要因には4つの因子があることについて、以前ブログで書きました。明日死ぬとしたら今日しておきたいこと|暮島葉月 (note.com)

今日はその4つの因子に関連する力について、幸福度を高める11の力について、「7日間で『幸せになる』授業」の3日目の章をまとめてみます。

①ビジョン力
 ・何かものごとを行うときに、その根本的な意味を考える力。
 ・目先のことではなく、未来に目を向ける力。

 今やっている仕事の未来へのビジョンをなるべく具体的に持つ。


②強み力
・自分に強みを持っている人や自分の強みを認識できている人は幸福度が高い傾向がある。
・自分自身の中にある強みを見つけることが大切。
・自信を生むためには、まずは小さな強みでもかまわない。

強みとは他人に対して自慢するものではなく、自分自身の心に自信を芽生えさせるためのもの。


③没入力
・没入力の強い人の方が飽きっぽい人よりも幸福度が高い。
・没入していた時間が充実感を生み、それが強みや幸福感へと結びついていく。

没入力を生み出すカギの一つは好奇心。


④満喫力
・物事や状況を満喫することができる人は、幸福度が高い傾向がある。
・感情を素直に表現した方が幸福度が高い。

怒りや悲しみといった負の感情は、時と場合によっては抑えた方がいい事もあるが、喜びや楽しさという感情は、満喫した方がいい。


⑤成長意欲
・自分自身を成長させることは幸せにつながる。
・ワクワクと学ぶこと。学びたいという衝動から学ぶことは没入力につながる。
・学んだ結果として強みも手に入る。
・成長とは、それ自体が総合的な幸福の源泉。

幸せを求める過程とは、成長を求める過程。成長とは変化すること。
自分自身を変化させると出逢う人も変わる。置かれた環境も変化する。


⑥創造力
・何かを創造したり、自分の力で何か新しいものを生み出すことには大きな喜びがある。

小さなことでもいいから、日常生活の中で、ちょっとした工夫をしたり、小さなチャレンジをしてみることが大切。


⑥自己肯定力
・自分持っていいる良い部分に目を向け、悪い部分についてもポジティブに捉える。
・自己肯定力こそが幸福度に直結する大切な要素の1つ。

「どうせ自分なんて」「私なんてまだまだ」などの必要以上の謙虚な表現はやめてみる。


⑦感謝力
・自分を取り巻く人たちに感謝の気持ちを持つこと。そんな習慣を身につけることで幸福度は高くなる。
・感謝とは想像力。
・感謝の習慣をつけることで、脳が勝手に感謝を探すようになる。

感謝の気持ちが芽生えた時、脳内ではセロトニンやオキシトシンという「幸せ物質」が分泌される。


⑧利他力
・利他の精神を持つことによって、自己中心的な考え方が薄れていく。それによって周りとの関係性がよくなり幸せにつながる。
・自分のことよりも相手のことをというのが行き過ぎると、自己犠牲になってしまう。

自らをも幸せにすることが大切。みんなが幸せであることが必要。


⑧許容力
・どんな悪いことが起きたとしても、半分は自分のせいと思う。
・自分の周りの人々と、自分自身を許容することが大切。

すべてを許容することが難しかったら、せめて半分を許容することから始めてみる。


⑨信頼関係構築力
・周りの人と信頼関係を築いている人は幸せを感じられる。
・苦しい時も悲しい時も、ともに分かち合って人生を歩める者がいること大切。

多くの人と信頼関係を結ぶカギは、「すべての人は素晴らしい」「すべての人の個性や特徴には素晴らしい面がある」と考える、許容と寛容の心。


⑧コミュニケーション能力

・コミュニケーション能力とは対話力のこと。
・人間関係を築くテクニックであり、信頼関係を構築するための道具になるもの。
・コミュニケーションが上手な人ほど、幸福度は高い傾向がある。

人間関係を円滑にしていくためには、コミュニケーションのテクニックを習得して、そのスキルを高めることが重要。

⑨挑戦力
・自分の強みを見つける方法はただ一つ。それはやってみること。
・とにかく行動しなければ何も始まらない。
挑戦して成功したり失敗したりする経験の中で、自分の強みと弱みがわかってくる。
・何かを行うことで人は成長する。

自分にとって何が幸せなのか。その答えを見つけるために、もっとも大切なことの1つは、エネルギッシュに挑戦し続けること。


⑩楽観力
・幸せになる要因をほとんど満たしていなくても、楽観的な性格や考え方が強ければ、それだけで幸福度は高くなる。

曖昧さが楽観力のキーワード。どちらかに決めつけないで曖昧にすることで、発想の幅は大きく広がる。それは多様性にもつながる。


⑪マイペース力
・「あるがまま力」「自分らしさ力」「自分軸を持つ力」。
・「和して同ぜず」という言葉のように、生きている社会とは和を保ちながらも、そこに吞み込まれるのではなく、自分らしさは失わないという生き方。

「幸せ比べ」をしている限り、人は本当の幸せを得ることはできない。「幸せ比べ」から心を解放してくれる一番の要因が、「マイペース力」。


とりあえずやってみよう!

今日の幸福度を高める11の力も、深い学びになりました。

私はコミュニケーション力と成長意欲と挑戦力はある方だと思います。感謝力と利他力もあるかな?

許容力とマイペース力には課題があります。「この人のこと許せないな」と思ってしまう事が時々あります。マイペース力もなかなか…他人の反応や評価が気になってしまうのです。

でも、今日こうやってまとめてみて、幸せに生きるためにはどんな心が絵をして、どんな行動をすればいいかがクリアになりました。そう、あとは意識して、行動に移すだけ。

やってみよう!
とりあえずやってみよう!
だって幸せになりたいから!
幸せに生きたいから!

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。







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