見出し画像

徹底的に聞く

私は統合失調症です。そして、私は人の話を聞くのが苦手です。相手の人と話していても、つい自分の話をしてしまったり、自分が聞きたい質問を相手に投げかけてしまいます。元夫にも、「あなたは人の話を聞かない」と、よく指摘されていました。(元夫もだったと、わたしは思うのですが・・・)息子たちにも「おかんは、話を聞いてくれない」と、言われることが、多々ありました。

「このままではいけない」と思った私。「聞く」ということについて、学ぶことに取り組んでいます。3つの方法で、取り組んでいます。

1.本を読んで学ぶ

「自己満足ではない『徹底的に聞く』技術」赤羽雄二著 を読んで、アクティブリスニングについて学んでいます。アクティブリスニングは、「真剣に、徹底的に相手の話を聞き、質問もしながら理解を深めるこ」です。「ただ聞く」こととの違いは、「真剣に、徹底的に相手の話を聞く」「質問もしながら理解を深める」という点です。赤羽さんによると、アクティブリスニングができると、家庭や職場でのコミュニケーションが、スムースになり、ストレスが減り、良い人間関係が構築されるそうです。具体的な例とかも書かれていて、とてもためになります。

2 Clubhouseで学ぶ

超朝型人間の私。竹脇まりなさんのYouTubeの動画でエクセサイズした後は、ほぼ毎日Clubhouseを聞いています。私の聞いているClubhouseのルームのモデレーターの方達は、本当に聞き上手というか、深堀り上手というか。あと、ポジティブフィードバックも、とても上手にされます。「私もこんな風に、人の話を聞けたらな・・・」と、とても勉強になります。

3 実際の会話で試してみる

職場の職員さんや利用者さん、親しい友達や、デイケアの友達、そして伯母や母など家族と会話する時に、アクティブリスニングができるようにトライしています。まだまだ、完璧にはできていないのですが、会話する相手が、色々なことを話してくれるようになりました。共感。それが大切なのだと思います。

私だけでなく、統合失調症や心の病を抱えている人は、自分の気持ちを伝えたり、相手の人の話を聞いて理解したりという、コミュニケーション能力に問題を抱えている人がたくさんいいます。「何とかしたいな・・・」と思っている人がたくさんいると思います。まず、聞くこと。それから始めませんか?

統合失調症になって、どん底を味わったけれど、周りのサポートで、介護施設で働けるまでに回復した、私の経験を本にして出版したいと思って、頑張っています。そして、第二回全国出版オーディションのイベント自体を盛り上げて、楽しもうと思って頑張っています。応援よろしくお願いいたします。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

暮島葉月



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?