生きづらさを抱えている人たちにVol31

でこぼこだらけの人生だから面白いのだ!

振り返ってみたら、私の人生はでこぼこだらけでした。生母が育児ノイローゼになったために、色々な人に預けられて、私は育ちました。そして、色々な人たちの愛情を受けて、育ちました。

父と母と両方の不倫が原因で、両親は離婚して、伯母と祖父母の
家に預けられました。頑張って勉強して、同志社中学に入学して、すごくたくさんの素敵な友達に出逢うことができました。

大学生の時には、同級生の女性に恋をして、とても切ない思いもしました。苦しい恋でした。

僧侶であった元夫と恋をして、大学在学中に、岡山県の田舎のお寺に嫁ぎました。二人の息子たちを産んで、幸せを噛みしめた日々もありました。

そして、統合失調症を発症して、5回の入退院を繰り返しました。出口の見えない真っ暗なトンネルの中を歩いているような気分でした。

その後、元夫と離婚して、東京でしばらく暮らした後、京都に戻ってきました。パチンコ依存症になったり、伯母の干渉から逃げたくて、名古屋に逃亡したり…本当に色々なことがありました。

今は、介護施設で働いています。仕事は、とても楽しいし、やりがいがあります。人間関係にも恵まれて、とても幸せな日々を過ごしています。

いい時も悪い時もありました。でこぼこだらけの人生でした。でも、でこぼこだらけの人生の方が、面白いのではないか?と思います。「相方は、統合失調症」の中で、松本キックさんが書いておられるように、不完全でいいのだと思います。壊れたら、直せばいい。間違えたら、もう一度やり直せばいいのです。

私がとてもラッキーだったのは、最悪な状態の時でも、寄り添ってくれた友達がいたことです。そして、息子たちと交流できているということです。

迷惑ばかりかけた私に寄り添ってくれた友達には、本当に感謝です。そして、私の誇りでもあり、宝物である息子たちの存在には、本当に感謝しています。

ハプニングが何も起きない平坦な人生。それはそれでいいかもしれません。でも、色々な事が起きる、でこぼこの人生の方が、面白いと思いませんか?私は、その方が、面白いと思います。もう一度生まれ変われるとしても、でこぼこのある人生を選びます。

でこぼこのある人生を精いっぱい生きた!生き切った!そう思って死んでいきたいと思います。

たくさんの人とのご縁によって、助けられてきました。私自身も誰かの助けになれたら、と思います。

これからの人生、「どんな出逢いがあるのだろう?」と、ワクワクしています。たくさん失敗を重ねた私です。でもその失敗から、色々なことを学びました。そう、失敗から、学べばいいのです。また始めればいいのです。

でこぼこだらけの私の人生。その人生を、一生懸命生きてきました。これから先も色々なことがあると思います。でも逃げずに、一生懸命生きていきたいです。誰かの助けが欲しい時は、SOSを発信して、助けを得ながら、生きていきたいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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