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君はいる_2024_4_7


大学を辞め、バイトの雇用形態が変わってから一週間。ちょうど忙しい時期なのもあって、毎日へとへとだった。あっという間といえばあっという間。あまり自分を省みる時間がなかったのは、今回はマイナスに働いている。体を動かして日々を終えることの喜びは、「この生活をこれから続けるのか、、」という憂鬱にかき消されている。ゆっくりできないことはつらい。
何か自分にとっての回復手段を確保しないと、また限界を超えてしまう、なんとかしたい。

「僕を肯定してほしい」という思いが強い。SNS上で、自分の書いた日記や短歌にいいねがつくのがうれしい。僕がいてうれしいという人がいてほしい。仕事以外で。自分の好きなことで評価されたい。遠距離の恋人に会いたい。
こうした気持ちが満たされるために、どうしたらいいか、一緒に考えてほしい。本たち、文章たち、言葉たちよ。日々を過ごす人々の言外の挙動から「あなたはいなくてもいい」と読みとってしまうのをやめたい。僕に向かって話しかけてくれるのは、僕を傷つけないものたちだけであってほしい。「いる、いてほしい」と一言ほしい。この気持ちは一時的なものかもしれないが、恒久的に続く可能性もある。幼年期の強迫観念はいまだに自分の人格に尾を引いている。一度受けたダメージは二度と元に戻らない。僕のこころは可塑性を持たない。自分にとってこの生活は、少し人に近すぎるのかもしれない。人が怖い。だからこっち方面で満たされようとするのははなから間違っているのかもしれない。人から離れたい。
もっと世界から愛を読みとりたい。人は怖いのでだめです。山とか、空とか、川に行こう。しずかな。明日はそうしよう。花見はやめとこう。人がいる。

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