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【映画】劇場版Tokyo MER ~走る緊急救命室を見ての感想、ネタバレあり

TBS系の連続ドラマで人気だったTOKYO MER。
本作品はその劇場版です。Amazonプライムで視聴し、面白かったので感想をまとめたいと思います。

①MERとはなんぞや?
MERとは「モバイル・エマージェンシー・ルーム」の略称。
モバイル=可動式の
エマージェンシー=緊急時における
ルーム=部屋
ということで車の中にオペ室があり、緊急時にはその場でオペを行える車両のことです。
実際に医療現場で用いられているわけでわなく架空の存在です。
公式サイトによると、監修されている救急医による「救急医療の理想」だということです。
TOKYO MERはその車両を用いた緊急医療チームの物語です。

②スーパードクター喜多見チーフ
TOKYO MERのチームは刻々と変化する状況の中で適切な判断を下していきます。
時には火事で崩壊しそうな部屋の中で患者を手術したり、自分の命も危険に晒される事もあります。
そのような状況で冷静に的確にチームに指示を飛ばす、鈴木亮平演じる喜多見チーフは本当にカッコいいと思います。この映画の見どころのひとつだと思います。
しかし、そんな喜多見チーフも仕事から離れると一人の夫です。奥さんは妊娠しており、劇中で一児の父になります。
緊急出動で奥さんの予定をスッポかしてしまい、奥さんが家を出て行ってしまうシーンがあります。喜多見チーフは必死にあやまりますが、奥さんは口を聞いてくれません。
別に遊んでいたわけでわなく、緊急出動で人命救助をしていて予定に間に合わなかっただけなので仕方のない事だとは思いますが、夫婦のあり方はどこも変わらないんだなと思いました。
スーパードクターの喜多見チーフでも夫に戻ると奥さんには弱い立場なんだなと思うとなんだかホッコリとしました。

③ですね
喜多見チーフの口癖というか決め台詞に「ですね」があります。私はこのセリフがかっこいいと思いました。
喜多見チーフが自分の心情や想いなど相手に伝えるシーンがあります。時には熱く相手に想いを伝える喜多見チーフですが、相手から反論が返ってくる事も少なくありません。
そんな時、喜多見チーフから出てくる言葉が「ですね」です。
反論に感情的にならず、相手の意見を一旦受け入れて柔軟に対応していく。喜多見チーフの人間力の高さが垣間見える良いシーンだと思います。

・まとめ
いかがでしたでしょうか。
この作品の喜多見チーフは本当にかっこいいと思いましたし、演じている鈴木亮平さんも好きになりました。
因みにわたしは連続テレビドラマのほうは見た事がなかったのですが、問題なく劇場版の本作を見る事ができました。ドラマを見てなかった人にもおすすめできる作品だと思います。

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