見出し画像

【映画】聲の形を見ての感想。ネタバレあり。

主人公の石田は小学校の時、耳の聞こえない生徒の西原をいじめていた。
時がたち、高校生となった石田はクラスで浮いた存在になっており、生きる気力を無くしていた。そんな石田が西村に会いに行く。
Amazonプライムで見れるこの作品。面白かったので感想をまとめたいと思います。
以下ネタバレを含みます。

①リアルな描写。
小学校でのいじめが題材となっている本作。
ああ、こんな生徒クラスにいたな。と思えるような細かい人物像の描写が見られます。
リアルの描写で、自分が小学生だった頃の事を思いだし、いじめのシーンでは胸が締め付けられるような思いでした。

②立場の逆転。
いじめをしていた石田でしたが、ある事件をきっかけに今度はいじめを受ける側になってしまいます。
そして高校生になった石田は人の顔をちゃんと見れず、他人の顔にバツ印がついて見えるようになってしまいました。
こういった立場が逆転してしまうことはあると思います。だからこそいじめをする側になってはいけないのだと思います。

③ふっきれた石田
石田は自分の高校に友達を呼び、みんなで文化祭を見て周ります。
文化祭は高校生達がみな楽しそうに参加しています。
そこで突然、石田の視界から他人の顔のバツ印が消え始めます。
友達と文化祭を見て周るという普通の事でしたが、過去の石田はそうゆう事すら楽しめなくなっている精神状態だったと思います。
いじめをしていたのは石田一人ではなかったですが仲間で話し合い、過去を清算し、前を向いて生きていける精神状態になった事で、他人のバツ印が消えたのだと思いました。

・まとめ
いかがだったでしょうか。
少し前の作品ですが、話題にもなっていたし、評価も高かったので見てみたのですが、期待通りの良作だった思います。
おすすめできる映画だと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?