HADOの1on1に対する考え方

現在チーム未所属のおもち丸です。
先日「HADO OPEN CUP #8」に参加しました。

今回は、生存を認識されている内に私の1on1に関する技術・知識を記事を読む方へ残していきます。(HADO経験者向けの内容です)

各項目毎に語りたいことが沢山あるのですが、
今回は呟き程度の内容にとどめておきます。
続きは、私の連絡先をどこかで入手して聞きに来てください。

1、強くなる理由

現在一般向けのHADO大会の形式は3on3がメインとなっていますので、個人の能力より、チームの総合力が重視される傾向にあります。

私は、チームの総合力というのは
個人の能力 ✖ 戦略・戦術 ✖ 意思の統率力
で決まると考えています。

そして、このチームの総合力の要素である
戦略・戦術は個人の能力で選択肢が限られます。

状況判断力が乏しければタンクは出来ないし、
エイム力が無ければアタッカーは出来ないし、
回避が苦手ならチャージャーは出来ません。

チームは個人の集まりなので、個人の能力も疎かにしてはいけません。

個人の能力ってどうやって高めたらいいの?
その回答の一つが1on1力を高めることです。

1on1が上手な人は、チャージ・回避・エイム・状況判断力それら全ての能力が高い人が多いです。

3on3が上手で、1on1が苦手な人はいても
1on1が上手で、3on3が苦手な人はいない

HADOを始めて日が浅い時に聞いた言葉です。
その言葉の持ち主達は、当時も今もトップにいます。


1on1が大事ということは何となく伝わったと思うので、次以降に1on1における技術と知識を話していきたいと思います。

2、基本

2.1、流れ

1on1は性質上、ロースコアの戦いになる事がほとんどです。なので、1点をいかに相手から奪うかに重きが置かれます。

エイム術の一つに「まとめ撃ち」というものがあります。初めて知ったよと言う方は、公式が良い参考動画を出しているので、まず、こちらの動画をご覧下さい。

1on1は3on3より、まとめ撃ちが多用されます。

1on1において、まとめ撃ちが相手から来た場合、
多くの方は回避に集中するかと思います。

そして、回避中にチャージした分を、相手の攻撃後に撃ち返すので、自然と攻撃に「先攻と後攻」が発生します。

この先攻と後攻の繰り返しが、1on1の基本の流れとなります。

2.2、得点への道

相手の4枚の羽を一度に壊すのは至難の技です。
なので、まずは相手の羽を削ることを意識してエイムします。

相手の羽を削るだけで良いので、クリティカルなエイムは必要ないです。
相手の回避は、右か左か、上か下か、前か後ろか、どの傾向が多いかを試合前~試合開始30秒までは意識すると良いです。

そして、試合開始30秒~50秒までに羽を削っていきます

最後の1~2枚は残り~OverTimeで取ります
相手の羽の残り場所によって、立ち位置を変えたりなどの工夫がありますが、本が書ける量になるので割愛します。

運良く残り10秒までに、壁を使わずにリードが出来た場合、残り8秒の時に可能であれば真ん中より前で貼れるのが理想です。

ここは、賛否両論があると思いますが、この内容に関しては後半の「心理戦」の項にて説明をしたいと思います。

次項では、相手のタイプによるステータスについて話します。

3、ステータスと動き

私は、ステータス選びは自分と相手の能力差を比較して、より良い選択を行う、言わば武器を選ぶ事と捉えています。

武器は多いほど良いという考えは合っていますが、使いこなせなければ、どの武器も木の棒と変わりません。

私はHADOを初めて1年の間は4321のみを研ぎ澄ませていました。そして、その応用として5221、5311、1351と武器の種類を増やして行きました。(それぞれのステータス理論は割愛)

そんな私が相手によって、
どの武器を選ぶのかを話します。

3.1、VS 後衛

ここでいう後衛とは、コート後ろ側で回避重視の戦いをする戦法かつ、回避能力がかなり高い相手のことを指します。

1on1上位層の大体がこの戦法を取っています。

そんな、後衛選手に対して私が選ぶ武器は
5221 or 5311 です。

そして、立ち回り方は、
コート真ん中から後ろを常に動き回るです

ステータスの選び方から説明します。
後衛選手の特徴として、集中力が高いことが共通してあります。

そんな、集中力が高い相手に4321などで突っ込むと大体の場合は、返り討ちにあい、空中で爆散します。しかも、リードを取られて回避重視にされると詰みます。

なので、基本はこちらからも仕掛けない後衛対決が基本になります

では、どこで相手と差を付けるべきなのか。
それは、メンタル力だと考えます。
いかに相手のメンタルを削れるかが勝利のカギになります。

小技については「心理戦」の項で話します。
ここでは立ち回り方によるメンタルの削り方を説明します。

集中力が高いということは、一直線から飛んでくる弾には強いです。

しかし、相手にコートを動き回られて、弾が飛んでくる方向が変わったり、自分も動かされて体力を使わされると次第に集中力が落ちてきます。

自分から動くのと、相手から動かされるのでは、
体力とメンタルの消費量に差が生まれます。
この差を積み重ねて、相手のミスを狙います。

こちらが動くタイミングに関しては、こちらの攻撃時に行います。相手は回避に集中しており、こちらに弾が飛んでくることは少ないため、比較的安全に移動が出来ます。

更に、相手の回避の仕方によってはこちらへの視線が外れ、その一瞬の隙に移動すると、相手からは瞬間移動されたように見えるため、不意を突くことができ、その結果、命中やメンタルの大幅な消費に繋げることが出来ます。

以上が、VS 後衛の武器の選び方と立ち回りです。
もちろん、相手によって柔軟に変える必要はありますが、基本的な考え方の一つとして頭に残しておくと良いことがあるかもしれません。

3.2、VS 前衛

ここでいう前衛というのは、隙あらば前に出て相手を圧倒する戦法かつ、エイム力・体力・メンタルが高い相手のことを指します。

相手を倒すことと、自分が爆散することに喜びを見出している一部の方が取ってくる戦法です。
私には関係ないですね。

そんな、前衛選手に対して私が選ぶ武器は
4321 or (たまに5331) です。

理由は、お互いに爆散し合いたいからです。

という、本音は置いといて建前を言いますと、
まず、メンタル削りは前衛選手には全く通用しません。

動いたら、相手は喜び勇んで付いてきます。
相手の方がアドレナリンを放出しているので、こちらが下手な動きをした瞬間にものすごい角度から大きい弾が飛んできます。

なので、前衛選手が相手の場合は、下手な動きをいかに減らせるかが勝利のカギとなります。

相手の攻撃中は、可能な限り小さな動きで自分の可動域を計算して、常にどこかしらへ回避行動が取れる状態にする必要があります。

また、やられるときは一瞬なので、羽は1枚だけ残していたら十分です。

そして、前衛タイプの弱点である、前に出る瞬間と下がる瞬間に、相手の真ん中へエイムを合わせていきます。

前に出てくる瞬間は下へ、下がる瞬間は上へ回避行動を取る傾向が高いので、そこも意識しておくと相手を爆散させやすいです。

以上が建前です。

少しだけ本音の続きを話しますと、
大会であれば、オフィシャルな場ですので、建前を意識してより勝率を上げる必要があります。

しかし、練習の場で前衛選手が相手に来たならば、積極的に前前同士で戦って欲しいです。3on3では、後衛同士の戦いが基本なので、VS 前衛への対応力が低くなっていく傾向があると思います。

不利な時に、前に出て来られる場面はあります。
その時に強い気持ちで立ち向かうためにも、前衛選手と間近で戦ってみてください。

3.3、ここぞという時

ここぞという時とは「得失点を取りたい時」や「調子を取り戻したい時」です。

これは、相手によってではなく、場面によって選択する。更に言えば、自分の自信があるものを使いたいという考えになり、技術面やステータス選びは各自によって変わるので解説しません。

もちろん、私が選ぶ武器は
4321 です。

立ち回り方は、コート真ん中の横線を軸に、状況に合わせて前や後ろに出ていきます。

得失点を取りたい時に関しては、大会の予選リーグの時限定になります。たまに、初心者狩りとか容赦無さすぎだろと言う方がいますが、大会に出たのであれば、初めてHADOをした人であろうが一人の選手なので、より最適な戦い方で挑ませてもらいます。

そして、より大事な場面である、自分が負の状態になっている場面での考え方です。

「心理戦」の項でメインに取り上げますが、技術や体力で勝っていても、メンタル一つでそれらが発揮できずに負けることがあります。

その状態から抜け出すためには、己が信じて磨いてきた十八番の武器で、相手とガチンコ勝負をするのが良いです。

自分の相棒的ステータスを選ぶ瞬間に、不思議と少し気持ちが軽くなるという経験をした方もいるかもしれません。

相棒と共に不利な状況を切り抜けられたあなたは、次の試合でもきっと良いプレイングが出来ると思います。
本戦のBO3形式でこそ使い時があるかもです。

3.4、ここぞという時(おまけ)

ここぞという時とは「上司や先輩とプレイする時」「可愛い(カッコいい)異性とプレイする時」です。

これは、社会人としてのキャリアや、将来のパートナーを意識して、いかに相手に楽しんでもらえるよう接戦を演じる。更に言えば、昇進・昇給やおもちな事を狙いたいという考えになります。おもちな事の内容は各自によって変わるので解説しません。

私が選ぶ武器は
2224 です。

立ち回り方は、シールドは貼らず、チャージが溜まりきっても状況によっては撃ちません。

たまに、接待プレイとか普段と全然違いすぎだろと言う方がいますが、HADOへ連れ込むことが出来たのであれば、好感度を上げられるチャンスなので、より最適な戦い方で挑ませてもらいます。

初めてHADOをプレイした時を思い出すと、スピードとスケールが2でも、早く大きく感じたと思います。

今は、5の速さや大きさでも物足りない化け物で溢れかえっていますが、相手は民間人ですので、まとめ撃ちも2回、たまに3回までとしてください。

そして、シールドは貼らないでください。
手を抜いていると思われないために、見た目上シールドに4を振っていますが、4の壁なんて民間人の豆鉄砲じゃ割れません。
心の壁を貼られないためにもやめましょう。

また、その他の注意点として、コートの最前線で4枚抜きやリスキルを取り続けたり、両手を上げて良く分からない言葉を言いながらコートを駆け回ったりもしないように気を付けてください。
人間性を保ったプレイを心がけましょう。

人間性と共に有利な状況を切り抜けられたあなたは、人生設計でもきっと良い歩みが出来ると思います。
その節目の際はおもち丸にご一報ください。


長くなりましたが、ここで基本編は終了です。
次項からは応用編となり、おもち丸独自の考え方が強めに出ている内容になります。HADO歴も中途半端な野良プレイヤーの戯言と思って読んでください。

4、心理戦

この項では、前項までの1on1の基本的な技術・知識を身に着けた方が、更なる高みを目指すにあたって必要となる「心理戦」の考え方と小技を紹介します。

4.1、考え方

HADOにおける心理戦とは、メンタル面においていかに相手より有利な状態に持っていけるかについての戦いのことを指します。

1on1はメンタルの削り合いの勝負と言っても過言じゃありません。「VS 後衛」の項では相手を動かしてじわじわと削っていく方法をお話ししましたが、それ以外にもメンタルに影響する要素があります。

それについて考察するためには、まずHADOにおけるアド(有利)とは何かについて考える必要があります。

1on1のアド要素は(5221対決の場合)
得点  > 羽枚数  > シールド > チャージ量
の順に価値の高さが分けられると仮定します。

そして、より価値のあるアドを取られている時間が長いほど、メンタルは削られていきます。
その差が大きい程効果が高いです。

アドをどのように取っていくか。
これが上位以降に必要な考えです。

これらアドの取り方に関する小技を紹介します。
得点はそれ以下のアドの積み重ねで得られるため、小技で紹介が出来ないので割愛。

4.2、カウンターショット

羽枚数とチャージ量のアド取り小技です。

「流れ」の項でもお話ししたエイム術である、まとめ撃ちに対するカウンターであり、基本の流れである「先攻と後攻」に逆らった技になります。

やり方としては、弾を1発以上残した状態で相手に攻撃権を渡し、相手が1発目を撃つ瞬間に相手の真ん中へ弾を撃ち返すというものです。

相手はまとめ撃ちを行うため、1発目の後にすぐ2発目を構えており、そのタイミングで急に弾が飛んでくると回避が間に合わず被弾して、更に咄嗟に2発目、3発目も雑に撃ってしまうことが多いです。

こちら側は、相手の1発目のみを回避すれば良いので、多少無理な姿勢になる回避を行っても良いので余裕があります。しかも、たった1発で羽枚数という高価値のアドを取れる可能性が高いです。

注意点としては、相手が動きながら撃ってきたり、カウンターショットを狙い過ぎて相手の弾の回避が疎かになると、逆にアドを取られかねない事態に陥ります。

適切なタイミングで挟むことで、相手は攻撃に集中が出来なくなっていくので、この手札があると認識させるだけで効果がある強力な技です。

4.3、フェイクシールド

羽枚数とシールドのアド取り小技です。

現在の上位層の1on1における1枚シールドの使い方は「相手から得点を奪った時に貼る」、「最後の勝ち逃げのために使う」、そして「相手に合わせて貼る」の3パターンがほとんどです。

私は相手から得点を奪った時にシールドは使いません。これは、次の小技の時に説明します。
得点のアドが取れているなら、勝ち逃げのために使うのが最適なので、得点のアドが取れていない時の技になります。

このフェイクシールドとは、その名の通りシールドのフェイクです。具体的に言うと、シールドを貼ると見せかけて攻撃(またはキャンセル)をすることです。

相手に合わせてシールドを貼るという行為は、アドの観点でいうとシールドのアド差を無視するための、ディフェンシブな貼り方と言えます。

その行為へのメタとして、こちらがシールドの構えを取った時に、相手も合わせて貼るためにシールドの構えを取る。その時こちらは相手に近付き、シールドが貼れる時間より早く相手に弾を打ち込みます。
(ジャイロは下から前でも反応します)

シールドのタイミングを熟知している相手ほど、そのタイミングと違うタイミングで球が来ると驚き、冷静さを取り戻すために後ろ目に壁を貼ってしまうことが多いです。

こちらは壁をキャンセルしており、相手は攻撃でも勝ち逃げでもないシールドを貼ってしまうため、ここでシールド差が発生します。
また、不意を突いた攻撃なため羽枚数のアドが取れる可能性もあります。

相手のシールドが自然に壊れるのを待っている間に、こちらはチャージを貯め切り、攻撃のシールドを堂々と貼りに行くことも出来るので、羽枚数や得点のアドにも繋ぐことが出来る、流れを変えられる技と言えます。

合わせ張りが得意なタンク選手に特攻かもしれませんね。

4.4、リスキル前衛

羽枚数のアド取り小技です。

リスキルとは、初心者の頃に誰しもが洗礼を受けているであろう、羽が復活した瞬間に4枚抜きを行う行為を指します。

やられた側は溜まったものじゃありませんが、HADOにおいては相手と自分の立ち位置が見えており、羽の復活時間が固定なので、卑怯でも何でもないごく普通のエイム術になります。

リスキル前衛とは、リスキルを後衛からではなく、コートの最前線で狙う攻撃の技になります。
私はシールドを貼らずこの技を多用します。

やり方は、相手から得点を取った瞬間に「得点アドを2点以上取っていなければ」、相手の真正面に立って次の一撃で羽を削ってすぐに下がるというものです。(1点勝ち、同点、負けている時に行う)

リスキルと銘打っているので、理想は4枚抜きを決めることですが、上位帯になると羽を削る程度が大体です。(決まったらラッキー)

相手は復活まで攻撃が来ないので、その間にじっくりとエイムを定めることが出来るため命中しやすいです。
また、受けた側は何としても回避しないといけないため、カウンターショットを的確な位置に狙える人はほとんどいません。

必死の回避を行っている間に、こちらはすぐに下がることで、一方的に至近距離の攻撃を食らわせることが出来ます。
更に、相手の回避中はチャージが止まり、おまけでチャージ量のアドも取れるかもしれません。

なので、普段から前衛での攻撃に慣れている方は、シールドを貼るよりこちらの方がアドを取りやすいと思います。
他の要因によっても変わりますが。

4.5、残り8秒の前シールド

こちらはアドを取るというより、得点アドを守るための小技になります。

「得点への道」の項で、シールドを残り8秒の時に、可能であれば真ん中より前で貼れるのが理想と賛否の分かれる火種を投下しましたが、こちらはその説明になります。

得点アドを取っていて、時間が残り少ない時が前提になります。

上記の前提は「フェイクシールド」の項でも話した、最後の逃げ切りのためにシールドを使うということを指します。

逃げ切りのシールドは、多くの場合、後衛の角で貼り、立て籠もるような守り方をすることが普通です。ましてや、勝っているのに、相手の目の前に貼りに行くなんて狂気の沙汰ではありません。

それでも私は前に貼りに行きます。

その心は、シールドを前に貼られたら攻めに行けないという心理を働かせるためです。

この時、後ろに壁を貼った場合だと、壁が壊れてからも相手は前衛に留まっているので、追撃の弾で得点を奪われる可能性があります。
HADO名シーン集の中でも、このパターンでOverTimeに入ってしまうことも少なくないと思います。

しかし、1on1において相手は一人だけなので、撃たれる弾の切れ目が図りやすく、その切れ目に少しでも前にシールドを貼ると、相手は一方的に攻撃されるのを恐れて下がっていきます。

シールドが割れるまで前に行けない。
前に出るときに牽制球が飛んでくる。

この状況になった相手選手が、点数を追い上げることはもう厳しいでしょう。
つまり、シールドを貼った瞬間に、残り8秒の逃げ切りはほぼ決まったということになります。

ちなみに、残り8秒というのは目安です。
個人的に、残り8秒という時間は、シールドが割られた後に飛んでくる弾が2発以下になるという計算で定めています。

有利な状況で、2発以内であれば回避しきれるという自信があるからの目安なので、もう少し遅めに貼っても良いかもしれません。

一見すると、無意味な攻めのシールドに見えますが、実は最大級の守りのシールドになっているのです。


小技はまだありますが、この辺にしておきます。
これら小技を用いメンタルで差を付けましょう。

最後の項では私が個人的に考えている「初弾の想い」について、少しお話ししようかと思います。

5、初弾の想い

記事の最後に「初弾」について話すという、文章構成の拙さが露見しておりますが話します。

みなさんは、HADO FIGHT!の掛け声でゲームが始まり、どちらかの選手から初弾が発射されるまでの間に何を考えていますか?

頼むからこっちに撃たないでくれ。

相手はこっちに避けるからこう撃とう。

めちゃくちゃ緊張して吐きそう。

あれ、作戦なんだっけ…….?

始めに4枚抜きしたら気持ち良さそう!

この試合終わったらプロポーズしよう。

などなど、選手の数だけ違いがあると思います。

試合が進むにつれて、この記事でもお話した技術・知識を活かす戦いになり、試合終了までの間にこの違いは少なくなっていきます。
つまり、初弾というのは、それらの想いが最後に乗る特別な弾と言うことです。

そんな特別な弾を、
私は相手への挨拶として撃つことが多いです。

このステータスで、試合に挑むぞ!
どう避けて、どんな弾を撃ち返す?
最高の試合を繰り広げよう!!

これから始まる80秒の時間の中で、
お互いの積み上げてきたものをぶつけ合う。

その晴れやかな1発目の火ぶたを切る。

こんな想いなどを持って、自分のペースを保つためにも、最も緊張感のある1発目を丁寧に撃つことで、その後の試合展開にも良い影響が出ると思います。

この項は「初弾理論」というタイトルにして、初弾の打ち方によってマクロ的にゲーム展開を進めて行くパターンを話そうかと思っていたのですが、終盤の項でもあるので、HADO、ゲーム、スポーツにおいて最も大事なことは、技術でも知識でもなく、気持ちであるということを伝えたかったので、「理論」ではなく「想い」というタイトルに変更しました。

6、最後に

始めたばかりの初心者の方達は、楽しみたいという想いを持ち。上級者の方達は、更に強くなりたいという想いを持っていると思います。

一人一人の異なる想いを理解するよう努め
自分の想いを強く持ちながら、鍛錬を続ける

それが出来るのが「一流の選手」だと思います。

私がまた一流の選手を目指すにあたって、自分の想いを強く持つためには、環境の変化と時間がもう少しかかりそうです。
それまでの間は、3on3の公式大会はジェネレーションCUP~シーズンCUPまで全て観て応援しています。

1on1大会がある時に、私の予定が空いている時は積極的に参加するつもりなので、その時にまたお会いしましょう!
おもち。

written by おもち丸

(有料先には何も書いていません。記事の内容が役に立ったと思った方がいれば、投げ銭感覚の気まぐれでお気持ちを下さい。おもち丸が喜ぶと、記事がいつの間にか増えるかもしれません。)

P.S. 今はクロスミントンと言う競技に熱中しています。

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