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【HADO】中衛の立ち回り方

現在チーム未所属のおもち丸です。
今回は、前衛でも後衛でも無い、私独自の理論である中衛の立ち回り方について語ります。

前提として、フィールドコントロールの考え方が必要になるので、以下の記事を読んでいない方は先にそちらをお読みください。

中衛とは

一番後ろのエリアで戦うのが後衛。隙あらば最前に出るのが前衛。そして、フィールドコントロールを取りながら、状況に合わせて後衛と前衛を使い分けるのが中衛です。

特別な言い方をしていますが、いわば一つ前のエリアをキープしている後衛です。しかし、最後衛のエリアと真ん中のエリアをキープするのでは、出来ることがかなり違います。

回避パターン、相手タンク・前衛の牽制、味方のフィールドコントロールに分けて説明をしていきます。

回避パターン

自分が中衛をキープすると、正面相手との距離が4以下となり、ヘイトをかなり高めることになります。なので、まずは身を守る回避に関して説明します。

多くの人が行う、自分の目の前に壁があるとしてその壁に沿った回避をする二次元避けと、命とファールの危険性を覚悟した首避けがあると思います。しかし、中衛だからこそ出来る回避方法があります。

それが、前後回避です。前後回避とはエリア端側を軸足として、もう片方足を後ろに出して体を真後ろから斜めの間に動かすのが後ろ回避で、逆に前に出して動かすのが前回避となります。

特に後ろ回避は、相手の弾速が相対速度の関係で遅く見えるようになります。沢山の弾に狙われたときに、とりあえず後ろ回避を入れておくだけで、回避の軌道を見出すことが容易になります。

前回避は、カウンターの回避方法になります。中衛の位置から前回避を入れるとそのままの勢いで前衛を取れます。特に相手の3発目くらいに前回避を挟めると、一方的に正面相手に攻撃を食らわせることが出来ます。

前後回避を軸に立ちまわるのであれば、体重を気持ち軸足側にかけておくと、咄嗟に動きやすくなります。また、前後回避の着地地点を狙われても体を外側か内側にひねったり、前回避→後ろ回避のように前後回避を繰り返すのも有効です。

相手タンク・前衛の牽制

相手のタンクは、相手中衛の正面に壁を貼る場合、距離が2となるため貼りにくい状態になります。また、対角側に貼りに行く場合も、クロスファイアの形になるので、キルや貼りミスを誘えます。もちろん、貼られた後のアタッカーへの入りけん制も出来ます。

また、相手前衛が最前衛まで詰めてきた場合でも、正面の相手との距離は2であり、対角の場合だと3の距離となり、前後回避両方の選択肢がある分、こちら側が有利になりやすくなります。そもそも、正面の相手は前に詰めてくることも少なくなります。

中衛のキープによって、相手からの攻めの起点を抑えやすくなり、こちら側の攻めのタイミングに集中できるようになります。

味方のフィールドコントロール

3後衛の状態だと、味方は自分のエリアのみで相手からの弾を回避する必要があります。特にセンターの人だと飛んでくる画角が広いため、とても大変です。

しかし、自分が中衛にいる場合だと、自分の真後ろのエリアが空いているため、味方センターの回避エリアが1つ増えます。これにより、味方タンクの生存率と状況把握の余裕を向上させることが出来ます。

また、中衛側がヘイトを買っていると、もう片方のアタッカーがエイムを狙いやすくなり、相手の弾数次第では前に詰めるタイミングを見出せるようになります。

理想形は、中衛側が相手の弾をさばいた直後に、広い回避エリアにいるタンクが余裕をもって逆側アタッカーの前衛に壁を貼り、逆側アタッカーが相手を蹂躙している間に、中衛側も前に出てせん滅することです。回避力だけで戦場を地獄に変えられる可能性を中衛は秘めています。

最後に

中衛の利点である前後避けを駆使して、フィールドコントロールを取ることで相手の苦しい形を強要するのが中衛の役割でした。中衛は回避力と状況判断能力があれば出来るので、エイムが得意じゃなくても4321を持てば何とかなるため、出来る人はそれなりにいると思います。エイム力もあって中衛をこなせると、間違いなくエースアタッカーと呼ばれるようになるので、是非頑張ってみてください!

P.S. 両サイドが中衛のパターンはヘイトが分散するので微妙だとと思います

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