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50人のCEOにアタック!実績と経験を携え、ハコベルの存在感を「業績」という側面から最大化する

 今回登場する光成 洋二は、一般貨物運送手配事業部長として2023年7月に入社しました。話が進むにつれその熱烈さは「火傷しそう!」とたびたび感じさせられるほど。今春、ひとつの整理がついたタイミングで、求め続けた仕事、環境に出逢えたことを心から喜び、意気に感じていることがこちらにもビシビシと伝わってきます。働き方、働くこと、自分の情熱を全投入したいという想いを聞きました。

一般貨物運送手配事業部 部長
光成 洋二 Mitsunari Yoji
2005年に株式会社リンクアンドモチベーションにて戦略人事コンサルタントとしてベンチャー企業の経営支援に従事。 コンサルタントとして事業体の立上げから組織開発まで多数の実績を重ね、スタートアップへ転身。株式会社パネイル取締役、株式会社nijito取締役を歴任したのち、2023年ハコベルへ入社。

熱量高く「ハードワークしたい」と語る背景は?戦略コンサルや企業経営ののちに達した境地

——  企業経営に従事した経験もある他、キャリア実績が非常に豊かです。光成さんのなかで一環してこだわってきたのはどんなことなのでしょう。

 日本の社会インフラへの興味、それをより良くしていくこと、ですね。もとをたどるとその興味から大学院では社会基盤工学を専攻し、資源エネルギーや交通システムなどの研究や施策開発などを学び、インターンとして国土交通省に勤めていました。ファーストキャリアのコンサルを経てこれまで2社のスタートアップ・ベンチャーで仕事をしてきましたが、
うち1社目はエネルギー業界。電力やガスといった巨大でレガシーな業界を、テクノロジーの力でより効率化していこう、日本のそうした課題を解決するようなサービスをつくっていこう、という事業を立ち上げました。今思うとハコベルのビジョンと通じると思っています。

——  それらが光成さんの「軸」と呼べそうですね。ではハコベルの独自性はどんなところに感じますか。

 ハコベルの独自性は、オープンイノベーションを体現し、オープンプラットフォームを実現しているところだと考えています。自分の経験的にもこれは大変難易度が高いことで、だからこそ大変価値があるものだと思います。
 
 かつて立ち上げたエネルギーDXベンチャーでは、CXOとして従事し事業拡大に尽力しました。このとき業界最大手の企業とジョイントベンチャーの設立を経験したのですが、この非連続な打ち手は大変チャレンジングなものだった。なので、ハコベルがセイノーホールディングスさんとジョイントベンチャーとして立ち上がり、大手と組みながらカルチャーや商慣習が異なるなかでうまくお互いの良さを出し合い、共創しているーー。といった戦略は、非常に合点がいきましたし、価値と可能性を感じるものでした。
 
 オープンイノベーションを体現する「ジョイントベンチャー・ハコベル」の在り方は、画期的で稀有なものだと思います。入社してこのあたりのことを背景や事実についてさらに知り、自身も一員として体験していくと一層この取り組みのすごさ、センス、を知りました。

——  そうした「経営者」から一転、「会社員としてハコベルへ就職する」という意思決定について詳しく教えてください。

 エネルギーDXベンチャーの取締役を退任後、自分がプライベートで育児や家族にフォーカスしたいタイミングだったことも重なり、ご縁もあってライフケアブランドとアイテムを展開するメーカーにジョインしました。この企業ではコーポレート部門を担当し、企業価値と存在感を高めること一点に尽力しました。「良い会社を、社会の公器とし、社会に貢献する」ことを目指し、私自身も出資をして、一定やり切ったといえるところまで取締役任期を勤めました。この満了を迎えたのが2023年の春です。

 さらに同じタイミングで、4年続けていたPTA会長も退くなどいくつか務めていたパブリックな役割も同じく任期を終え、まったくすっきりとした状態に。大変クリアな気持ちで、「これから何をするべきか」と考え始めました。

 幅広く見渡し、改めて社会に「いまなにが起きていて、なにに自分はbetすべきなんだろう」とか、いろいろと自由に見つめ直していました。いま私、年齢43歳なんですけど、もう若くないと思っていて。毎日徹夜でバリバリとハードワークとか、きらいじゃないんですけど、それができる機会とか、仲間と燃えるとか、もう何回もできることじゃないだろうな、と思い。

なにかそういう、自分の熱をぶつけられるものというのを模索しながら、「よし、50人のCEOと会ってみよう」と思い立ち、それで実際に会いました。

 知人からの紹介や転職エージェントを介してや、できる方法を使って50人のCEOに会うわけですが、そのなかのひとりにハコベル代表の狭間がいました。このCEOを訪ねる旅では、幅広く実に多様な業界の方にお話を聞いてきたのですが、狭間さんにお会いして話をするとすぐに自分のセンサーがピン!と強く反応を示したんですよね。

——  という経緯をうかがうと、特定の業界や企業を狙っていたというのではなく、ご自身のフリーになったタイミングに「bet できるもの」に遭遇した、ということですね。

 そうなりますね。「物流を選んだ」の前に「ハコベルを選んだ」であり、その手前で50人のCEOにお会いしたなかで、「いまなにが起きていて、なにに自分はbetすべきなんだろう」という問いの答えが見えた、という感じです。先ほど話したハードワークするならば、ハコベルがいい。そう思ったのです。

 ちょっと言葉を選ばずに言うと、易きに流れたらうまくやれてしまったとも思うんです。経験を活かしてどこかで程よく仕事をしていくとか。できてしまうと思うのですが、それはいやだ、と明確に思っていました。「ここでタフにタイトにハードワーク」したいとシンプルに思ったので、いま、ハコベルにいます。

 現在は、一般貨物運送手配事業部を管掌しています。トラックのマッチング事業で、ハコベルの提唱する多重下請け構造の解消や、非効率な業界を変えていこうとする大きなビジョンの中枢である事業なので、大いに燃えています。

 一般貨物の運送は社会に必要不可欠な機能で、にも関わらず法令や人口動態など様々な外部環境変化によって、状況は難しくなってきています。これを仕組みで変えていこうとしているのが私たちです。「運んでほしい」という社会のニーズに、いかに外部環境が変わろうとも「必ず運べる」という価値を提供することで応え続ける。これを事業ミッションとしています。

ハコベルを選んだ理由。「自分の時間、仕事を社会的重要度の高い課題解決のために使いたい」

——  光成さんの望む「タフにタイトにハードワーク」を追求する環境から、物流業界をどのように考えていますか。

 これはやっぱり、外から見ていただけのときとは感想の真実味が変わってきますよね。改めて現場に入り込んだり、いろんな方々と話をするなかで大きく2つ感じるところがあります。ひとつが、物流業界というものは本当に社会に必要な、人の頑張りが連綿と受け継がれた仕組みであり、日本というものを支えてるということ。実感として身に迫るものがありました。
 
 もうひとつが改めて、「課題感が大きく・強い業界」という気づきです。この業界の経営陣や管理者、また現場の方々含めて実にさまざまな方が「業界自体を変えていかないといけない」、「もっと可能性が、伸びしろがある」とおっしゃっています。明らかにみんなが課題を自覚していて、一方でその解決は簡単ではないことも自覚している。私自身がハコベルにジョインした大きな理由がここにつながるのですが、社会的に重要度の高い課題を解決していく一助に自分のこれからの時間、仕事を賭けていきたいと考えたんです。

 これからハコベルは社会で存在感をさらに高めていきます。存在感とは認知と事業規模によって獲得するもので、この後者が私たちが担うところ。提供するサービスや価値に対する市場からの共感の総量を、最短距離で最大化していく、「業績」という結果で示していくということですよね。

——  「ハコベルで働くということ」。光成さんの率直な感想をお聞かせください。

 業界や対外的に見て、やっぱりハコベルは認知いただいて、期待をしていただいてるなと感じるシーンが多いです。セイノーさんは新しい発想や取り組みで、この業界を良く変えていこうとしてリードしてくださる存在ですし、その取り組みのなかに在るのだと感じることが多いので、日々身が引き締まり、モチベーションをいただいています。

 社内的には自分が想像していた以上にスピーディーで、物事を前進させる事業、仕事だなという思いを日々新たにしています。年齢や経験があっても、面くらいながら自分もキャッチアップして成長させてもらってる感覚はあります。

 感動を覚えることとしては、目指すべき成果や実現したいこととミッション、バリューが直結している環境だということ。私は組織コンサルに長くいたので、「ミッション・ビジョン・バリュー」を変えよう、つくろう、という提起をしてきた人間です。難点として、つくっても形骸化しやすいのですが、ハコベルでは重要性をみんながわかっている。そして各々がそれに則って取り組もうとしています。組織としての軸がこのようにつくられていて驚嘆しますし、ずっと残していくべき優れた点であることは間違いありません。

 たとえ上層部役職者と言われるような人間でも、1番現場に行って話を聞いて解像度を上げてからでないと話にならん、という暗黙の共通認識があり、解像度を上げるからこそ、持てる説得力や熱量とか、選択肢が生まれるのだと思います。

 現場ではいつも、「この仕事のオーナーは誰?」に対して「私です」というやり取りが自然になされます。「私が責任を持ってやり切ります」と言える集団ってすごくないですか?逆に言えば「オーナーシップをきっちり持てる」、自分がボールを持ってやり切るということの大事さや価値がわかっているのがハコベルの人たち。分かち合える人と一緒に各々がボールを持って、一緒にいろいろなことをやり切っていけると思うと、楽しみでならないですね。


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