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<一級建築施工管理技士>一次検定攻略法④応用能力問題を攻略する

こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。
一級建築施工管理技士の1次試験攻略法①から始まって④までやってきました。(間がずいぶん空いてごめんなさいね。)

今回は、特にこの試験に挑戦する方にとって鍵となる「応用能力問題」の攻略法について書いていきます。


応用能力問題とは

応用能力問題とは…
令和3年度から導入された「5肢2択」の問題です。
・5肢2択の選択した2つがどちらも正解していないと、正解と認められません
・応用能力問題の出題は6問。この6問で6割(4問)を正解していない場合は、他がどれだけ得点できていても不合格となります。

なんとも難易度の高い設定。
足切り問題とも言われ、実は試験後にYouTubeで解答速報をライブでやっていたのを観たのですが、そのライブ中も応用能力問題の解答発表の際はとても賑わいました。

過去の出題傾向

「とにかく過去問をやってみましょう。」と言われても、私が受験した令和5年の時点で応用能力問題の参考になる過去問は令和3年度と令和4年度の2年分です。

試験前になって、応用能力問題の模擬問題を出している人はいないかしら…とネットを探しましたが見つかりません。
と言うわけで、傾向をまず知るために令和3年〜5年の3年間の出題内容を簡単にまとめてみました。

令和3年度(合格基準6問中3問)
①異形鉄筋の継ぎ手    
②型枠支保工
③鉄筋コンクリート耐震
④屋根アスファルト防水
⑤鋼製建具
⑥内装改修

令和4年度(合格基準6問中4問)
①材料保管
②型枠工事
③コンクリート養生
④軽量鉄骨壁下地
⑤塗装工事
⑥小口タイル張り補修改修

令和5年度(合格基準6問中3問)
①鉄筋の加工組み立て
②普通コンクリートの調合
③鉄骨の溶接
④シーリング工事
⑤内装床ビニルシート
⑥仕上げ工事の試験・検査

3年分の問題からなんとなくの傾向を見ていると、過去問で似たような問題が出ているものがいくつかある。と言うことです。
過去問は正解を一つ選ぶ問題ですが、応用能力問題はそこから正解二つ選ばなくてはいけなくなるので、非常に難易度が上がります。(5肢択2式)

解き方のヒント

①5肢のうち、過去問で正答となった文章によく似たものを、一旦正答候補にする。
②5肢のうち、明らかに見たことも聞いたことないものを、一旦回答から捨てる。(正答候補にしない)
③5肢の中で数値の入っているものは、一旦正答候補にする。(⇦あとは、その数値が合っているのか間違っているのかを考えてみましょう。)

③に関しては、令和5年度では鉄筋の加工・組み立ての問題では5肢全てに数値が入っており、詳しく理解している必要がありました。
しかし、よくよく思い返してみるとやはりこれら全ての数値は過去問でも問われたものでした。

とにかく過去問をやりなさい。

特別なことをやるにも、例題や練習問題等もネット上では見当たりませんでしたので、「とにかく過去問をやりなさい。」これに尽きると思います。

応用能力問題のプレッシャー

応用能力問題に関しては、どうしてこんなに詳しく書いていっているかというと、今回の一級建築施工管理技士の一次試験の勉強の中でも応用能力問題については過去問もなくとりわけ苦労したからです。

応用能力問題6問のうち、躯体に関する問題が3問。仕上げに関する問題が3問。ということですが、この建築施工の試験、とにかく範囲が広いんです。ですから過去問がまだ3年分しかないということは、出題される問題の予測は不可能に近いと思います。

YouTube先生を見ても、応用能力問題に関しては「過去問をとにかくやりなさい」と言っている先生がいらっしゃって、結局それしか攻略への道はないのかな。と思いました。

1次検定攻略のまとめ

ネット上には試験に関する情報が溢れていました。
一つ一つの課題にぶち当たるたびに調べるのですが、情報量がとにかく多くて、結果的に試験が終わるまで、その問題が解決できなかった。なんてこともありました。

そこで、私がこの試験を通して必要だと感じた情報を4回に分けてまとめてきました。誰かのお役に立てると良いな。

とにかく、1次試験は独学でも初トライでも合格できるということを、私が証明したんですから、皆さん頑張って。応援しています。




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