フェルミ推定「日本の電球の市場規模はどのくらいか」

【フェルミ推定】

問題設定

お題:日本の電球の市場規模はどのくらいか
   ※家庭用のみ
制限時間:3分の後10分使ってさらに正確な値を出す
     解答では+αも行うと10分程度かかります

まずは実際に解いてみましょう


解答

根本の考え・ロジック
需要ベースで考える

需要面
電球数=①日本の世帯数×②1世帯あたりの家にある電球数
+α
日本の世帯数を世帯人数ベースで切ります。世帯1人、2人、3人、4人以上に分けそれぞれが全体世帯においてどれくらいの割合であるかを分けてそれぞれの世帯数を求めます。また、世帯人数で切った理由として住む部屋数に大きな違いが生まれやすいと考えたからです、

①日本の世帯数=日本の総人口÷平均世帯人数
       =1億2000万÷2.5
       =4800万

②平均世帯人数を2.5人で考えているので住んでいる間取りは2DK もしくは2LDKあたりが想定される。したがって、部屋数が2から3部屋であり、トイレや浴室やキッチンや洗面所や廊下の電球を考慮すると電球数を10個と考える(1部屋あたりの電球数を2個と考えている)
+α
地方の部屋の方が都会に比べて1部屋あたりの面積が大きいことが想定されるので部屋の電球数に変化がある

したがって
電球数=①4800万×②10
   =4億8000万(個)

市場規模
電球の市場規模=電球数×耐久年数(/year)×単価
       =4億8000万×0.5×500
       =1200億(円)

ここまで3分です

+α
面接でより正確な値を出すならどうするか?という質問をされたときに解答するポイントまたは時間に余裕がありそうな時に深堀り解答の質を上げることができるもの

別切り口
電球数=日本の世帯数×1世帯あたりの部屋数×1部屋あたりの電球数

マガジンについて

フェルミ推定に関する様々なパターンのお題を10問程度で網羅できるように構成でマガジンを作成しています。
入場料方式なので一度買っていただければそれ以降課金はありません。また、はじめは記事が少ないため低価格で販売します。
要するにはじめの内に買っておいてその後記事が増えていくのを閲覧していくかたちが一番お得ということです。
また、記事の質に関してはこの記事と同等以上の質のものを提供させていただきます。世の中に出ているフェルミ推定本よりコンサルの実践に即した内容となっていると自負しています。
もし、フェルミ推定網羅的に勉強したい方がいたらご購入を検討してみてください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?