USBは人から貰ってはいけない

USBの利便性

みなさんはUSBをどのように使っていますか？
何かコピーするとき、データを別の端末に移動するとき、など様々な場面で活用できますよね。使い方もシンプルでPCに挿し込めば勝手にPC側で読み込んでくれますし、軽くて持ち運びしやすいので重宝されていますよね。
元々大きさも小さいですし、データのバックアップを取っておく際にもUSBが使われたりするので、何個持っていてもそこまでかさばることもないですよね。

一方で危険な側面も・・・

その一方で、リスクがあることも知っておく必要があります。それは使用する前に中にどんなファイルが入っているのかわからないということです。
例えば、イベント等で無料でUSBを配っている企業ありますよね？あれは本当に危険です。場合によっては、バックドアといって、ユーザーは気づかないのですが、裏では挿し込んだPC内にハッカーの侵入口を作られ、情報を定期的に抜き取られる、なんて被害も過去に何回も起きています。そのため、人からもらうUSBを使うことはできるだけ避けるべきです。どうしても人からもらったUSBを使わなければならない場合は、その人が信頼できる人だと確信を持った上で使わないと、こういった被害を起こしてしまうことにつながります。
参考：USB Drop Attacks: The Danger Of "Lost And Found" Thumb Drives

利便性とリスクを把握した上で使用を決断

このようにUSBは利便性が高い一方で、リスクもあります。リスクがあるからといってUSBを使わない、とはならないでしょう。常にリスクがあるとは限らないので、どういうシチュエーションになるとリスクが高くなる、あるいは低くなるのか仕組みを理解した上で使用することで、未然にリスクを防げるのではないかと思います。