GWに考える幸福論 -年収1,000万円でも幸せになれない-

おはようございます。

このGW、幸せについて考えてみることにしました。
大学生の頃に言われた「あなたは年収1,000万円になっても幸せになれない」という言葉をふと思い出して。

僕は、昔からお金に対する不安が大きく、大学生の頃に就職相談したキャリアカウンセラーの方から言われたのが上の言葉。
当時は「んなわけあるかい!!」と思ってました。奨学金とバイト代を合わせて月10万円程度の生活費でやりくりしていた大学生からすれば、年収1,000万円なんてとんでもないお金持ちだと思ってました。

それから十数年、家族を養って、多少の貯金は出来るようになりました。
日常のちょっとした贅沢くらいは、そんなにお金を気にしなくても良くなりました。(1~2万円くらいのはなしです)
でも、大学生の頃から今まで、自分の幸福度を思い返してみると、大して変化無いんですよね。
ずっと一生懸命で、その時々はすごく充実しているけど、幸せな記憶と言われると言葉に詰まる…。

そんなわけで、いくつか幸福に関する本を読んでみて、
一番シックリ来たのがこれ。

◆「幸せ」について知っておきたい5つのこと NHK「幸福学」白熱教室 (中経出版)
Amazon Services International,  Inc.による
詳細はこちら: https://www.amazon.co.jp/dp/B00R5GLJZM/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_f52REbGSBS7SX

幸せの3要素は、
①人との関わり(social)
②親切(kind)
③ここにいること(present)

なんだそうです。

人間関係なんて無理して維持しなくても、その時々に気が合う人だけでいいでしょ、と思っていたし、
自分のことでいっぱいいっぱいで親切なんて出来ていなかったし、
(過去は振り返らないけど)未来のことばかりいつも考えていたし、
その考え方が変わらない限り、幸福度も変わらないよね、とすごく腑に落ちました。
そして、僕がこの3要素を実感出来ているのは家族といる時で、それは確かに幸せだからなおさら。(家族についてはまた書きます)

幸せの3要素を実践しようと、以下のことをやってみました。

①人との関わり(social)
・web飲み会にちょっとめんどくさくても参加してみる
・コロナの影響が心配な人に「大丈夫かい?」とLINEしてみる
②親切(kind)
・昔お世話になったライブハウスの支援取り組みに参加する
・観光地の魚屋さんから魚を買って、両親に送る
・思いついた家事をやる
③ここにいること(present)
・子供と目いっぱい遊ぶ
・ジョギングする
・見たことがない映画を見る
・呼吸のトレーニング(スマートウォッチ活用)
・仕事のことや不安なことを考えそうになったら、脳内の箱に入れて鍵を閉めておくイメージをする

まだ始めたばかりですが、
重心が下に降りてくるというか、安定する感覚が少し出てきました。
幸せって、ハイテンションなのではなく、
中の上くらいの気分で安定し続けることなのかも、という気づき。
あと、「ありがとう」って言ったり言われたり、
「コロナどうなるんだろうねー」って不安を共有したり、
大して中身なんか無くたって、感情がつながることで、
生きやすくなるというのはあるんでしょうね。

そういえば、七つの習慣にも”人間関係だけは効率を追っちゃいけない”みたいなことが書いてあった気がする。

あ、ちなみに、「それくらい始めからやってろよ!」というツッコミもあると思いますが、僕はそういうレベルで幸せ習慣が出来ていなかった人なので楽しめてますが、普段からやれてる人や、コロナで被害が出て落ち込んでる人とかは、むしろ自分勝手になっちゃっていいと思います。

コロナに心を持っていかれないように、
それぞれのスタイルで生き抜きましょう!

次回は幸福論の続きです!




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