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ちぐはぐな2人

私と彼氏の話をしようと思う。

彼と私はとにかく真逆。
似ている2人だと言われることも多いが、核となる部分はかなり真逆だと私は思っている。
以前、彼氏との結婚についてなやみ、友達との話の流れで、占いに行った。その時、占い師には、
「フルパワーで進むスポーツカーがあなただとすれば、彼は小回りのきく軽自動車だ」
と言われた。なるほどな、と私は感心した。
核心をつかれたような気持ちになった。彼が結婚に行きつくには長いよ〜っと笑顔で言われたが、笑えない。一体いつまで私は彼のことを待てばいいんだと、その時少し残念に思った。

今日は彼と私がどれほど違うか、その例をいくつかあげてみようと思う。

①物事の決め方
私はなんでもはやく決めたい。できるだけ早く決めて、短期決戦でいきたいと考える。自分の思うように割と決める方である。
一方彼は、決めるのがとにかく遅い。
例えば買い物。彼とアウトレットにショッピングデートをしたことがある。アウトレットは、広く何度もその店に行くのはなかなか難しいし、めんどくさい。だから割と早く決めたり、その時のタイムセールに便乗したり、即決する必要が出てくる。その時、私は早々に買い物を終え、ちょっと高めのお財布を検討中であった。彼はと言うと。ジーパンを、3店舗くらいで買うか迷っていた。何往復も付き合わされた私はどうでもよかった。見た目おんなじじゃん。結局ジーパンの店の往復だけに2時間ほど費やすこととなった。私は誓った。彼と服の買い物はもう一緒にはしないと。

②予定の立て方
彼とはたくさん旅行に行く。彼は旅行に行くというイベントが好きなだけで、行き先にはこだわらない。予約も、ギリギリで間に合うよーというスタンス。(どうやったらギリギリで予約できるのか本当に疑問)
なので、今までの旅行は、私が行き先、スケジュールなどほとんど決めている。もちろん、予約するのも私。いざ予約しようとすると、予定大丈夫かな?仕事入らないかな?もうちょっと待たない?とうじうじし始めるので、強行突破してきたこともある。行けば行ったらで、かなり楽しめるし2人で写真もたくさん撮る。デートも、旅行も私の言いなりで、自分の意志が彼にはない。私なら、そんなのは嫌だが、彼は気にしない。車も運転してくれる。よく言えばおおらかだが、本当になにも考えてないようだ。

③生きるスピード
根本だが、私と彼は生きているスピードが3年ぐらい違うように感じる。私が社会人1年目には考え、行動していたことが、彼は5年目にしてやっと気づいたのだ。正社員であることの大切さ、貯金の大切さ、誰もが当たり前だと思うことが彼には分からないのだ。驚き。正社員になるための試験の面倒は私がかなりみた。無事に受かったが、その後彼にプロポーズさせるとかっていうロマンチックな展開はなかった。なぜ私が、試験の面倒を見たかというと、結婚したかったから他ならない。やれやれ。去年彼は、一人暮らしはじめようかなともいっていた。この期に及んで???と、猛反対したが。一人暮らしの私の家に入り浸るのであれば、違うだろ!!!と思うが、彼にとっては違わないのだ。価値観の相違えぐい。

とにかくこう、なんというか、私と彼はかなり違うと思う。私がせっかちなだけなのかもしれないが。彼がぼんぼんだからなのかもしれないが。それでも私は彼といて、楽しいことがたくさんあった。今も楽しいし、明日は家でゆっくり一緒に過ごす予定である。そういう日々のほっこりに癒されるのは、癒されるが、もっと行動力と決断力を持ってほしいものである。

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