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運営体験記2 募集文の作成

部活を作ろう!

そう決めた私は「募集文」を充実させることが大切だと直感していた。

はあちゅうサロンに関係ない人のために少し解説しておこう。
はあちゅうサロンでは自由に部活を作ることができるが,人数の最低ラインが10人と決められている。だから,まずは部活募集スレッドで部員を募集し10人集まれば無事に部活成立というわけだ。

「募集文」を充実させなければ部活の成立さえ危うい。
ここはコンセプトをしっかりと練ろうと思った。

では,どういうコンセプトだと人を惹きつけることができるだろうか。


はあちゅうサロンは月額9800円のサロンだ。
結構高い。今となっては私は十分にその価値があると思ってるけど(むしろ,ニトリと一緒でお値段以上だ),入る前はなかなか価値がわかりにくいだろう。
でも,そういう状況でわざわざ自分を変えるために9800円を払おうと考える人は間違いなく向上心がある。勉強したいと思っている人は多いはずだ。

そういう人たちはサロンに何を求めているか。人との交流だ。特に優れた人との交流による成長だ。だったら,この部活ではそういう交流が活発に行えるということを全面的に押し出したい。

一方で,私はサロン全体の動きをみていて,サロンで動き方がまだわからない人がたくさんいるのではないかとも感じていた。入会当初の私がそうだったのだ。私以外にも「どうやって動けばいいのか」と感じている人がたくさんいるはずだ。動いていないから外からの魅力が見えにくい。だけど,動けば魅力がたくさん見えてくる。

「私が動ける場所はあるのだろうか」という不安を抱えてまだ動けていない,魅力発信の仕方がわからない人に向けて,気軽に自分の魅力を発信できる場を提供したかった。「ここならば人に役に立てるよ」というメッセージを発したい。

そんなことを考えたら,次の5つの要素が浮かび上がってきた。これに肉付けをして募集文を完成させたのだ。

1 たくさんの視野で人と自分を育てる
2 人は誰でも教えられるものをもっている
3 「お勉強」というステージでGIVEの経験を
4 知識と経験が気軽に交差できる交差点
5 伸ばそう!伝える力。

これで募集をした結果どうなったか。


まず,募集早々,コンセプトをコメントで褒めていただいた。ここまでコンセプトがしっかりしていれば人が集まると。実際にそのとおり人が集まった。
副部長となる河村さんも募集早々に入部してくださったが,入部の理由はこの募集文をみて直感で楽しいことができそうと思ったからだという。
文章には人を動かす力があるのだと実感した瞬間だった。

これから部活をはじめる人には伝えておきたい。いや,部活に限らず,コミュニティを作る人には伝えておきたい。
第一印象は募集文だ。さあ,募集文をしっかりと練ろう!

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