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開幕しました!八谷和彦 特別展「M-02JとHK1」~無尾翼機に魅せられて~
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お知らせちょっと遅くなりましたが、4月27日、あいち航空ミュージアムで、実機M-02Jを展示する、「八谷和彦 特別展「M-02JとHK1」~無尾翼機に魅せられて~」が開幕しました(5月30日まで)。ここでは、どんな感じの展示か簡単にお見せします。
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あいち航空ミュージアムは、県営名古屋空港の中にあります。JR名古屋駅前のバス停(ミッドランドスクエア前)から、名古屋空港行きバスで約20分。名古屋空港の次の終点まで乗ります。700円です。
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途中には、三菱重工やSPACE JET組み立てハンガーも見えます。
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バスを降りると、こんな感じ。
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ちなみに、ミュージアムの向かいにはショッピングモール「エアポートウォーク」があります。昼ごはんとか買い物もそこでできます。エアポートウォークから会場見るとこんな感じ。
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寺田克也さんの絵が、ここにあります。
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外からもM-02Jはちょっと見えます。
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同時開催は、「日本の飛行機づくりと富士T−1初鷹」です。こちらもおすすめ。
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ミュージアムに入ると、最初に見るのが模型による『日本の名機100選』です。1/25の同一スケールによる模型100機が圧巻です。僕は模型も飛行機の重要な文化の一部と思っています。ちなみに名機100選のセレクトは、木村秀政先生です。
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おーMU300だ。三菱重工の社用機にもなってた機体ですね。(MRJ初飛行のときに一緒に飛んでたかも)
MU300は僕もここ名古屋空港でのパラボリックフライトで乗りました。
(実はこのミュージアム、三菱重工に関連する機体がたくさんあるので、そういう視点で見ても面白いです)あとYS11のフライトシミュレータとかもありますよ。
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このまま、ミュージアム内を進んでいくと、1階奥に自分の展示コーナーがあります。模型と実機でお出迎え。HK1の1/5模型は今回の展示のために、サンパパ工房さんに作っていただいたオリジナルです。M-01とは同一スケールなので、サイズ感などご覧になってください。ちなみにこのM−01模型もHK1模型も、サーボが組み込まれていて、ラジコンで飛びます。(HK1は、展示終わったら飛ばす予定)
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振り返ると、愛知万博のときのM-01とYS11が。
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HK1は、それほど有名な機体ではないので、解説のプリントアウトをたくさん作って持っていきました。
ベースになっているのは、こちらのサイトです。サイト制作者の横川裕一様におねがいして、元のソースになった資料を紹介していただきました。
横川さんの立川飛行場の記録。こちらもものすごい調査がなされている労作です。
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HK1は、マイナーな機体ながら、関わった人たちはその後の日本の航空史に深く関わった人たちばかりなので、その説明の動画です。(最後にYouTubeリンクも付けます)
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HK1、木村秀政先生が設計されたのは有名なのですが、テストパイロットを務めた島飛行士の経歴も面白く、彼は戦後、関西に設立された航空会社、極東航空の設立に深く関わっていたりします。ちなみにこの極東航空と東京の日本ヘリコプター輸送が合併してできたのが、全日空だったりするのです。
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ということで、お子さんが来ても楽しめるように作ってますが、大人の方がじっくり見ても楽しめるようにも作ってますので、お時間あれば、ぜひごゆっくりご覧になってください。
例えば、下記は日本の航空技術変遷図です。(ものすごい力作です)こちらは、無人島プロダクションでも展示しましたが、これは現在かかみがはら航空博物館に展示してある図版のオリジナルにあたるもので、現在かかみがはらでは戦前・戦後で部屋を分割して展示してありますが、できればこれは一体で見たほうが…と個人的には思うので。よかったらこれもじっくり見てください。(そして、松浦晋也さんのテキストも)
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ということで、展覧会は5月30日までの約1ヶ月。5月5日にはトークもしますが、背景がわかったほうが面白いのと、あと会場に来れない人もいるので、解説動画を作ってみました。
こちらでご覧になれますので、お時間あるときにぜひご覧になってください。
私も5日はまた会場におります。よかったら現場でぜひ!
八谷和彦
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