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導入して改善のスピードが上がったKPTFのお話

今回は弊チームで行っているKPTFのお話です。弊チームでは、毎週木曜日が改善Dayで、よほどのことがない限り通常タスクを処理せず、ある目標に向かって改善作業を進めています。

参考までにですが、うちで設定している改善目標は、現行のシステムがかなり古いので、新しいものにまるっとお引越ししようというもの。バックサイド側に関わるところがメインですが、私はそれまでにHTMLやCSSをガリガリ削って、フロント側もお掃除してます。(FLOCSSにしてみようかなとか、、)

改善目標は、ある程度完了目安を決めて進めないとダラダラするので、目安は設定したほうがいいです。(引越し遅れ気味です、、反省、、)

” KPTFの導入 ”

ここからが本題です。これにあわせて木曜日に開発MTGを行っています。MTGでは主に1週間の振り返りというのをやるのですが、導入時に参考にさせてもらったのがサイバーエージェントさんのこちらの記事です。

開発チームを持続的にエンパワーメントする!タップル誕生のKPT

マネジメントに苦労してたりするマネージャーさんは多いイメージがありますが、振り返りをやると何か変わるかもしれません。KPTというのは、ざっくりですが

Keep(よかったこと)
Problem(問題点)
Try&To Do(やること)

という感じで、1週間を振り返って話し合います。この辺りは、引用させてもらったサイバーエージェントさんの記事がすごくわかりやすいので、よかったら読んでみてください。主にタスクの内容ではなく、チームとして行ってよかった事を話し合っています。弊チームの場合だと

#Keep
コードレビューの導入
→品質管理の面で見てもかなりいいので今後も続けていこう。

#Problem
今後人数が増えた時に、レビューをチーム全員でやると時間がかかるのでどういう風にするか。
→人数増えるまでは全員で。増えたら、○人のLGTMもらったらOKにしよう。

#Try
esa.io  で記事を交代で書く。
今週担当:〇〇さん 内容:〇〇について

こんな感じで話したりしてます。KPTを行っているところは、これにオリジナルをプラスαしてるところもあるみたいです。弊チームでは、FogというのをプラスしてKPTFとよんでいます。

Fogというのは文字通り「霧」という意味で、改善に向けて走り出して日々もがいてるのが、霧の中をもがきながら必死で進んでる感じだなと思い、私がつけました。ここでは、タスクとして登録するにはまだしっかり仕様が決まっていない事とか、口頭で話してる時にふと出た内容だったり、サイトが抱えてる問題にどうアプローチするかというのを話します。サウンドってよんでるところもあるみたいです。(サウンドかっこいい、、)

MTGまでの流れとしては、次のMTGまでの期間に思ったことをすぐに専用チャットに共有していきます。それが、そのまま次のMTGの議題になるという感じです。

サイトの改善やチームの改善を進めていく上で、やはりコミュニケーションというのはすごく大事だなと感じます。KPTFをやり始めるまでは、MTG自体行っていなかたので、各々が独走している感が強かったです。今何に着手しているのかというのも認識できていませんでした。そして、今まですれ違っていたところをすり合わせできたり、ふとした時に感じていたモヤモヤも減ったように思います。

” 個人的なこと ”

これは開発チームをまとめるようになってからずっと考えていることですが、やっぱり一緒に働いて楽しいと思ってもらえたり、期待を裏切りたくないから頑張るとか、そんな存在になれたらいいなと思うわけです。私と働いた事で得られるもの、弊社で働いた事で得られるものというのを生み出せたらいいなと思ってます。そうじゃないと面白くないと思うのです。

意識的に行っている事としては、提案してもらったもので本当にいいと思ったものは、しっかり検討したのちにガンガン導入する。問題として上がったところはバシバシ改善する。必ずしも問題というのは、チーム内で解決できる事じゃなかったりもします。その時は、どんな相手でもどんな部署でもしっかり伝えて改善してもらっています。必要であれば社長が相手でも。個人的な考えにはなりますが、それができない人について行きたいと思えないので、そうするようにしています。

今回このKPTFをはじめるきっかけになったのも、弊エンジニアの提案からでした。どんな改善や導入でも、習慣化すればそんなに難しいことはないのかなと思います。踏み切るまでが結構大変ですが、、。

ちなみにKPTF以外で他にはじめたことは、いい記事があったら共有しあったり、その記事を後から読み返せるようにハッシュタグつけて共有するようにしたり。(弊チームの場合#FogMemo)

他にも色々ありますが、改善が大きく進んで、チームがドッと成長して、サービスも数字も良き!!ってなった時に、改善をまとめたお話をかけたらいいなと思います。

おわり


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