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時間への意識のおきかたについて考えてみたお話

前回の投稿からかなり空いてしまった、、ここ最近思うことがあったのでそれについて書いてみようと思う。

いきなりですが、やることが多すぎて仕事が終わらないという経験はないだろうか。私は、結構ある。優先度で管理をしていたのだけど、優先度だけで仕事を管理すると低いものが永遠に処理されない。それに優先度つけても全部優先度高いとか、、とてもある。

優先度で処理していくことは間違ってはいないのだろうけど、本当にやれないのか?改めて考えてみることにした。

そもそものきっかけは、開発チームでタスクを進めていく上で、各々のタスクの消化不良が気になったこと。人によっては、スプリントにお願いしたものを食い気味に終わらせてくるのに対し、毎回そのスプリント内にタスクが終わらない人が出てきたのだ。もちろん差し込みをお願いすることはあるのだけど、原因はそこじゃないなと思った。観察していて出てきた理由は以下の4つ。

・終わらせる意識が弱い
・逆算で仕事をしていない
・直接個人で仕事を受けてしまっていた
・チェックやテストするために工数追加していた

ざっくりこんな感じ。意識的な部分や個人で仕事を受けてしまっていたというところは、コミュニケーションを取りながら改善していくとして、今回気になったのは、逆算で仕事をしていないというところ。

エンジニアたちは、週1日1〜2時間ほど不要なテーブルとカラムを削除しているのだけど、その進め方を観察してみた。

1. 〇〇時からスタートしましょうと話す
2. 不要なものをリストアップしていく
3. 実際にリストアップしたものを削除し本番反映

で、3時間後に作業が完了した。2時間と決めていたにもかかわらず3時間かかった。きっと3時間でやろうと言っていたら4時間かかっていたと思う。問題は、終わりの時間から逆算して作業を進めていなかったこと。なんとなくで作業をして、キリの良いところで作業を終えてた。

インハウスの陥りやすいところとして、納期の管理がゆるくなりやすいというのがあると思う。もちろん、クライアントのいる仕事もなくはないのだけど、大半が社内完結してしまうので終わらせるという意識が弱くなりやすい。つまり時間の使い方と意識が低かったのだ。

2時間後に終わらせるために、必要な作業をざっくり洗い出して、どれにどのくらい時間を使うべきか考えて、その通りに進める。これだけで、作業効率はぐんと上がる。

きっと普段のタスクの遅延も同じ原因だと思った。と、同時に自分の仕事の進め方も見直さなければ、責任者としては最低なので色々見直して先に試してみた。

工数をある程度無視し、来週のその日までに終わらせないといけない仕事を全部今週のスプリントに入れ込んだ。そして、githubでissueには登録しない仕事も全て書き出した。私の場合は、issueに登録していない仕事に追われていたのだけど、ほかの人からしたらこれって結構モヤポイントかなと思ったから。

あいつ、仕事してないんじゃないか、、とは、思われていないと思うけど、仕事量を見える化するって大事かなと思った。本人も気づかない間にストレスになる可能性のあるものは削るのは精神衛生上もクリーンなきがする。

そして、私は予定していた工数の半分で仕事を全て終わらせた。今まで何してたの、、

という事ではなくて、意識を変えるだけでここまで人の作業というのは効率が上がるのだという事。仕事のできる人は、きっと時間の使い方がすごくうまいのだと思う。

これをMTGにもあてはめてみた。毎週MTGを行なっているが2時間くらいかかってしまう。1時間半におさめることを目標として4ヶ月がたった。話す項目は決まっているので、どれに何分使うと決めて時間を測りながらやってみた。

1時間ちょいで終わった。逆算の力!!

ちなみに弊チームでは、タスクが遅れそうな時はお昼に理由を報告するというのも合わせてルール化した。今まで任意だったものを必須にしたという感じ。

せっかくなので自分のいろんなところを改善する。あるあるだと思うのだけど、買った本が読まずに積まれていく問題を個人的に抱えている。いや、読んではいるのだけど、買うペースに追いつかないというか、、

果たしてそうなのだろうか。そこで、期間を決めて読むことにした。この本を2週間で読む!!そして、2週間後誰かに本の感想を話すということだけ決めて、この2週間過ごしてみた。

今日がその2週間後で、わりと余裕を持って1冊読み終えた。このペースだと1ヶ月で2.5冊読める。何を削ったわけでもなく、今回本を読むのにあてた時間は、ただただ無意識に過ごしていた時間だった。

もちろんこれだけやっていても限界はくると思う。意識さえ変えればなんでもできるわけじゃないけど、意識を変えるだけでこれだけできるということが言いたかった。実際には、本を読むことだけじゃなくjsを勉強する時間もこれに追加して作っている。自分の時間をどれだけ濃いものにしていくかは全て自分次第なのだ。

あれがやりたいこれがやりたいけど、時間がないからと言ってやらない人は多い。すごく勿体無いなと思う。やりたい事があるというのはとても素晴らしい事で、それに向かって進んでる時ほど、イキイキしてる事ってないと思う。頑張って本当に時間ない人もいると思うけど、時間の使い方を意識してなかった人は、ほんの少しだけでも幽体離脱した気持ちで自分自身を観察してみるといいかもしれない。

おわり

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