アビスパ福岡の観客数が増えない理由・・・。

アビスパ福岡の観客数が増えない理由でよくあるのが、立地や混雑・野球と認知度などだと思う。
それについて一つ一つ個人的な考えをまとめたいと思います。

・立地

確かに遠い。
交通の便が悪いし、車で行くにも駐車場は少ない。
臨時バスが出ているが行き先が限られているし、待ち時間も長い。

この問題に関しては、専スタを作るか森を切り崩して駐車場を増やすかという話になるが現実的ではない。
バスの本数や行き先を増やして待ち時間が減ったとしても観客数が大きく増える事はないと思う。

・混雑

試合後の混雑に関しては上で触れたが、試合前・ハーフタイムのコンコース内の混雑についても触れておきたい。
めっちゃ混む。
トイレに行って買い物してたら試合始まっとるやんけ。
といったことも多々あるのが現状。
モバイルオーダーの登場で多少楽になったが、新規ユーザーにそこを求めるのはハードルが高いように感じる。

個人的には売り子の採用をした方がいいと思う。
サッカーでは野球と違いほとんどの球技場で売り子は来ない。
それは競技性の違いではあると思うのだか、サッカーは試合が始まれば間がない。
プレーの連続で切れがないのである。

しかし、考えていただきたい。
野球観戦中インニング交代間以外も買うし・・・
そもそも新規ユーザーはそこまで常時集中してみたい!と思う数は多いのだろうか?
もちろんゴール裏に売り子が来たところで邪魔と思う人の数が多くなるだろう。
なのでバックスタンドなどで試してみて欲しいと思う。

・野球

福岡県民にとって1番浸透しているのは間違いなくソフトバンクホークスだろう。
これは仕方ない。
自分もホークスのファンである。
ただ、野球が人気だからサッカーの人気がないとはならない。
阪神(正確には兵庫)があるのにガンバやセレッソは人気がある。
近いところで言えば、カープがあるのにサンフレッチェは観客が入る訳である。
また、サッカー人口も特出して少なくないし、学生サッカーは盛んである。
結論、野球が賑わっているからサッカーの観戦者が少ないんだーと言うのはあまり関係ないと思う。

・認知度とブランド力

アビスパの認知度は高くはない。
TVでの露出が多少増えてはいるし、認知されていない人からも昨年の優勝はちらほら話が聞かれるくらいにはなっている。
認知度というのは非常に大事である。
がそれだけではダメなのである。
認知度にブランド力があって初めて観戦しようとなるのである。
ちなみに2023年度の観客数10000人を超えた試合を見てみよう。

5/3(水) FC東京戦 10,360人
5/14(日)サガン鳥栖戦 13,719人
5/20(土)浦和レッズ戦 10,417人
6/25(日)ヴィッセル神戸戦 11,697人
10/2(土)横浜F・マリノス戦 13,855人
12/3(日)サンフレッチェ広島戦 18,309人

FC東京戦はGW中・浦和戦はアウェイサポの増加、横浜と広島はシーズン終盤である。

鳥栖戦・神戸戦といのがここでいうブランド力だと考える。
まず鳥栖戦になるが、こちらはダービー。
ダービーといのはブランドである。
とてもいいブランドである。
長い年月培われたものであるし、今後も培われて行くものとして大事にしたいししてほしい。

続いて神戸戦こちらは、アウェイサポが増えたこともあるだろうが神戸選手のブランド力である。
大迫選手や武藤選手など日本代表クラスの選手が福岡で見れるということから観客数が増えたと考えられる。
イニエスタ選手が来るとなればさらに観客数は増えただろう。
(この試合は普段は足が悪いので現地観戦をしない父にイニエスタ選手来るかもと嘘をつき現地観戦)
これはイニエスタ選手のブランド力である。

アビスパ福岡にいきなり日本代表選手を引っ張ってくるお金はない!
サポーター目線日本代表に入れて欲しい選手もいるし、通用するやろーと思っている選手もいるのだが、実際にはなかなか難しい。

となるとやはりコツコツとしたブランド力の積み重ねるほかないと思う。

・結論

これまでに書いたよう一概にこれが理由というのは無いと思うが足りないところは沢山あると思われる。
クラブも頑張っているのはサポーターには伝わっている。
それを新規ユーザーに正しく伝える努力も必要になるかなと思う。

もっと細かく色々書きたい気持ちもあるのだが、論文になりそうなのでこのぐらいで辞めておこうと思う。

あと、最後になりますが湘南戦は参加できない予定です。
足の悪い父が母を連れて去年の神戸戦以来の参戦です。
バックスタンド側と聞いております。
階段を登るのもやっとで、壁伝いでないと登れないし、スピードも遅いです。
ご迷惑おかけすると思いますが60代ぐらいの夫婦がヨタヨタしておりましたら優しく見守ってあげて下さい。
よろしくお願い致します。

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