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『Left 4 Dead』誰も信じるな。

ドリルです。

ゲームは お好きですか?


僕は ゲームが大好きです。


13年くらい前に 凄くハマったTVゲームがありました。

それは、『Left 4 Dead』というFPSのゲームです。

FPSとは First person shooterの略で一人称視点のシューティングゲームということです。


『Left 4 Dead』は、Xbox360とPCで発売され、仲間4人と協力し 大量に迫り来るゾンビ達から逃げ切り 街を脱出するというゲームです。

こんな感じのゲームです。


ステージは いくつかあって 自由に選べ 取り敢えずステージごとの中間地点(5〜6カ所)にあるセフティールームを目指し最終的にステージからヘリで脱出する。

シングルプレイよりもマルチプレイでのCoop(協力)プレイを重点に置いて作られたゲームで 戦闘部分だけを見ると、襲いかかる多数(だいたい1000位)に対して少数(4人)で打倒すると言う爽快感抜群の撃ちまくりゲームに見えるが、それだけでは進めないように協力無くしては打開できないギミックが多数盛り込まれている。


なので このゲームを楽しむには4人の仲間が必要です。

僕は これをXBOX360でプレイしてました。

しかし、Xbox360なんてハードを持ってる奇抜な知り合いは ハチロウしかいません。


なので ハチロウと僕で取り敢えず始めて 途中で誰かが入って来てくれるような設定でゲームを始めました。



しばらく2人で進めていくと すぐに誰か2人 入って来てくれて4人で 進めて行けるようになりました。


僕が

「こんばんは!」

と ボイスチャットで挨拶すると、


「Hi!!」

「Hiya!!」



英語が 帰ってきた。

Xboxはあまり日本では メジャーじゃ無いので外国の方とマッチングする事は 日常茶飯事。

そういう場合は、

僕もハチロウも 何となくで英語をかわし

「ハーイ」「バブー」「チャーン」の3語で乗り切る。


ハチロウとは 日本語で 普通に話す。

そして、多分 カップルであろう外人さん達の足を時には引っ張り 時には 助けたりして 迫り来る大量のゾンビ達を倒し

僕達は 最終ステージ目前のセフティールームにきた。


「ハチロウ…….遂にここまで来たな。」



「そやな、いよいよやな気合い入れて行こう!」



「最終ステージに 

  行く前にハチロウに

  言うておかなあかんことがあるねん。」



「えっ?なんなん?」


「もしこのステージでハチロウが

  ゾンビに襲われ行方不明になったり

  負傷しても 助けへんつもりでいる・・・ 

  だから 僕が もし 襲われて負傷し

  行方不明になっても決して助けるな!

  脱出の事だけ考えろ。」


「わかった。アブドゥルやな。

  あくまで俺らの目的は脱出やからな。」



「よし!行こう!!」



そして、僕達は 脱出用のヘリが 到着するまで

ゾンビ達の猛攻に耐えなければならない!


ヘリを呼ぶのに大きな音を出して合図を出さないといけない。

しかし、音を出すと大量のゾンビが来てしまう。


僕達は 覚悟して合図のスイッチを入れる。





『ヴォー、ウォーー!!』

と凄い数のゾンビ達の叫び声が聞こえる。


僕とハチロウは 一緒に固まり 

次々とゾンビ達を 倒していく!!


「ハチロウ!もうすぐや!

 もうすぐしたら助けが来るで!」



「おう!まだ 救急セットもあるし

 行けそうやな!」


そうして 背中を預け合い 次々とゾンビを倒していると…





(パラパラパラパラ)



「来た!!ヘリコプターや!!

 あとは ヘリコプターまで走るだけや!!

 行こう ハチロウ!!」



「よっしゃ!もう 勝ったようなもんや!!」



ヘリコプターの下には 外人さん達が 向かっているのも見える。


「よし!ハチロウもう着くで!

 外人さん達の方が僕らよりちょっと

 早く着きそうやな!

 ハチロウ!ハチロウ?」





「スマン ドリル…やってもうた……

 ハンターにつかまった……

 俺は 置いていけ!!

 セフティールームで約束したやろ!!

 行け……生けぇ!!」



「……ハチロウ……わかった…。」


僕は ゾンビに馬乗りで殴られてるハチロウを見捨てて

ヘリコプターの方に走った。




いや…………。




………違う……。





こんなのは 勝利じゃない!!





僕は 180°方向を変えハチロウの方に走る!!




「ハチロウ!!今行くぞ!!

 一緒に脱出せな意味ないねん!!」



そう言って僕が ハチロウの方に向かって走っていると

後ろから銃声が聞こえる。

フッと、振り返ると外人さんがいる。


「嘘やろ!外人さんが 助けに来てくれた!!」


僕は すぐに前を向き直し ハチロウの方を見る。

ハチロウの体力は もう無いが この救急セットを使えばまだ間に合う!

外人さんが援護してくれれば 手当てする時間も稼げる!


そして もうすぐ ハチロウの前につくところで僕の背中に銃弾が『ドンドンッ』と撃ち込まれる……



(あれっ?)



僕は ハチロウに届かず倒れた………。


僕の倒れた目線に外人さんの靴が横切る。


その靴を目で追うと


ハチロウの前で とまる


そして、ハチロウに馬乗りになってる ゾンビを撃ち抜き その後に ハチロウも撃ち抜いた。



その外人さんの靴が 

僕の目の前まで来て止まる。


『パンッ、パンッ』



「HA、hahahaha!」

「fufufufu!」

その後 すぐにチャットルームから追い出される。


「えっ?」

「えっ?」


「うそやろ?」

「うそやん?」


『怖過ぎるやん!!』


この話の本当度 90%

ゾンビより怖いのは 人間。正に体現した瞬間でした。


因みに Left 4 Deadの最新作が発表されました。


ゾンビってほんといいもんですね!




サポートとは?・・・データマイニングの際の、相関分析の指標のひとつで、ある関連購買における支持率を表す。たとえば砂糖について卵の関連購買でサポートが20%の場合、砂糖と卵を一緒に購入する顧客が顧客全体の20%という意味である。 要するに心から嬉しいということでです!