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グロ注意。

ドリルです。


昨日の記事で ハッシュタグの所に『#グロ注意』と書いていたら「最後にそれは 遅すぎる!」「頭おかしいんじゃないのか?」と教えて頂いたので 今日は 冒頭に持ってきました。


別に グロ画像は 無いですが グロが嫌いで想像力豊かな方が読むと 気分を害する恐れがあると感じたので 注意喚起しておこうと 冒頭に書いておきました。


覚悟はいいか?俺はできてる








それは15年ほど前の話し 僕が25〜6歳頃 現場の仕事で150cmほど掘らないといけない現場がありました。


それぐらい 深くなると土砂崩壊の恐れがあるので矢板という2mくらいのアルミの板で土を抑えていきます。

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こんな感じで次々と 中に並べていき安全に穴で作業ができるようにしていきます。



この作業を 僕と同じ年のタカチー そして1つ年上のナカヤンの3人で矢板を打ち込んでいく作業をしていました。



ナカヤンは 穴の上から大ハンマーという金槌を振って矢板を地面に打ち込んでいきます。

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こんなやつをブンブン振り回して矢板の上を叩いて 土の中へ 叩き込んでいきます。


矢板は 真っ直ぐ打ち込まないといけないので 歪んでいると真っ直ぐ直さないといけません。


そして、タカチーが


「ナカヤン!ちょっと待って!歪んでるから直すわ!」


と 言って矢板の上に手を掛けて直そうとした瞬間!!


『グチャン!!』


既に大ハンマーを振り下ろしていた ナカヤンは それを止めることは 出来ず タカチーの手もろとも 矢板の頭をブッ叩きました!


「いたっ!!」


っと、咄嗟に手を引いたタカチーは、


「いったー!指とれたんちゃうかぁー。」


と言って 手袋を外すと……






「えっ?指あらへん!!!!」


あら、びっくり!本当に右手の人差し指、第一関節から先が なくなっており 傷口は 潰れた柘榴のように 広がっていました。


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 こんな感じ。



指先が見当たらず 取り敢えず タカチーが 外した手袋をブンブン振ると中から 指先がコロンと出てきました。





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こんな感じ。



僕は 急いで その指を拾い……


「氷持ってきて!!ほんで 救急車ぁ!!」


と、叫びました。



その光景を見た作業長は 顔が真っ青になり 電柱にもたれ掛かり俯いていました。



「あかん、俺 こういうの無理やねん。吐きそう……。」


そう言って 何も動こうとしませんでした。



ナカヤンも震えて戸惑い 動けそうもありません。



僕は 取り敢えず救急車を呼び 氷の入った袋に布で包んだ指を入れておきました。

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こんな感じ?


昔 取れた指はガーゼで包んでを冷やしておくと引っ付く可能性があると 姉から聞いた事が あったので取り敢えず冷やす事にしました。


因みに姉は パン屋でバイトしている時に 食パンを切る電動のスライサー指を落としたことがあります。

かなりのおっちょこちょいですね。



そして、監督に 連絡し 救急車が 無事到着して タカチーは 神戸の病院へ運ばれて行きました。


もちろん その日は 現場は 中止になり 穴を埋めて帰りました。



僕は タカチーが心配でその日の夜 タカチーの家を訪ねました。




「あぁ、タカチー、指どうなったん?」




「うん……やっぱり ひっつかへんみたいやわ。

指先が潰れてるから 無理やねんて。

まぁ、あんなとこに 指置いた俺も悪いし……

でも…でも、指無くなるとか めっちゃいややわ!」



タカチーの涙なんか見た事がなかったですが 目には いっぱいの涙が溜まっていました。




(そりゃ、嫌やわな。)


と、思いましたが 口には 出来ませんでした。



「そやな、でも、無いものを嘆くより ある物に感謝しよう。まだ 第一関節だけですんで 助かったやんか!

そりゃ、もちろん辛いし不便やと思うけど 下手したら指4本とも無くなっててもおかしく無かったし!

………そうは言っても 辛いわな。

ごめん ようわからん!心配で会いに来たものの どう言葉掛けて良いかわからん。でも、死なんでよかった!ありがとう!」


「なんやねん。ありがとうって……。

でも、来てくれて ありがとう。

なんか ちょっと楽になったわ。そやな、死んでないし、なんとかなるか……。」



「そやで……何とかなるで!」


この話の本当度 100%

タカチーの指は戻ってきませんでしたが ちょっとだけ爪が 生えてきてました。

人の身体って凄いですね。



ちなみに ウチの姉の指は ひっつきました。




ソーセージ 


見方によっては 


グロテスク。


サポートとは?・・・データマイニングの際の、相関分析の指標のひとつで、ある関連購買における支持率を表す。たとえば砂糖について卵の関連購買でサポートが20%の場合、砂糖と卵を一緒に購入する顧客が顧客全体の20%という意味である。 要するに心から嬉しいということでです!