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パパは、トイレトレーニング中①


ドリルです。


僕は、1日一万歩以上歩く。


別に 健康の為とかではなく 只々 歩くのが好きだから…


毎日 同じ景色の通勤の道 同じ景色でも 自分の気持ち次第で 見え方が変わったりもする。


今日も会社から駅までの35分間 いつもと同じ景色は いつもと少し違って見える。


何故なら今日は オナラが良く出る。


歩く度に オナラが出る。


まるで 子供の笛吹きサンダルのようで なんだか楽しい気分になる!



この楽しさを 愛する妻と子供たちに伝えようと電話をかける。



『ププッ、ププッ…トゥルルル……トゥルルル………』



『ガチャ。』


「ただいま、、でんわにでる ことは、、できません。」


「あっ!もしもし!ひまりか?」


「もう!パパァ!ユーチューブ見てんのに かけてこんといてよ!」


4歳になったばかりの娘のひまりが電話にでる。



「ごめん、ごめん。それより お母さんおる?」


「ママは 上で さぁ 洗濯物 ほしてるよ!それより パパァ、きょうね ひまりね  ようちえんでね、1人でね、トイレできてん!すごい?」


「そうなんや!凄いやん!もう、ひまりのお友達は ほとんど出来てるから やっと追いついたね!もう、パンツでお漏らししたらあかんよ!家におる時は パパがトイレ連れて行ったるから ウンチ したくなる前に言ってな!」


「うん!わかった!パパは、もうすぐ かえってくるの?」


「うん、後 1時間位したら、家着くと思うから お母さんに言うといてくれる?」


「ハ〜イ、かえりプリキュアのグミ かってきてな!」


「はいはい、分かった分かった。ほなね。バイバ〜イ。」

と、電話を切った所でコンビニが見えた。


(プリキュアのグミ 売ってるかな?)


そう思い コンビニの自動ドアを潜る。


そして、少し便意を催したので 何気なくトイレに入る。


何気なくズボンを下ろし……


何気なく便座に座る。



『出ている。』




『出ている!!』



何気なく下ろしたパンツクッキリと 薄い茶色い そいつが……出ている!!



『何回目のオナラで出たんだ?そんなの分かるわけがない!今まで 食べたパンの数を一々覚えてないのと同じだ!ただ推測できる事は、この薄茶色のものは、既に乾燥している!…と言う事は かなりの時間が立っているという事!それなのに全く気づかなかった!恐ろしい!恐ろしすぎる!!正にサイレントキラー!!』


でも……まぁ……乾いてたしセーフか、、、


そう 開き直って 残り4000歩 いつもと同じ景色をいつもと少し違った景色に見える橋の上を 少し下半身に違和感を覚えながら 何もなかったように歩いて帰る。








「ただいまぁ。ひまりぃ、プリキュアのグミ買ってきたよ!」



「パパァ!ウンチモラル!ウンチモラル!!」



「ハイハイ、ウンチモレルね。どんな モラルやねん。お父さんと一緒にトイレ行こう!」


パパは 只今41歳……まだまだトイレトレーニング中。


この話の本当度 100%

この後 妻にパンツの行方を聞かれましたが 「パンツは無い!それ以上は 聞くな!」の一点張りで 何とか乗り切りました。





サポートとは?・・・データマイニングの際の、相関分析の指標のひとつで、ある関連購買における支持率を表す。たとえば砂糖について卵の関連購買でサポートが20%の場合、砂糖と卵を一緒に購入する顧客が顧客全体の20%という意味である。 要するに心から嬉しいということでです!