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FP技能士センターの正会員になってみた!


はじめに

FP1級技能士のはちろうです。

さて、今回はFP技能士センターの正会員になってみた!

という内容で記事を書きたいと思います。

「案内は見たけど、入会する人いるのかな。」

「興味はあるけど、どんな感じなんだろう。」

と思っている方は、是非最後まで目を通して頂ければと思います。

結論から言うと、

「お金払ってまで勉強を義務づけられたいドMな人」

「資格取得で満足せず、FPとしての自己研鑽を継続したい人」

にはおすすめです。

私は、FP1級学科試験に2020年9月、実技試験に2021年2月にそれぞれ合格し、晴れてFP1級技能士になることができました。

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1級に限らず、2級、3級のきんざいのFP試験に合格すると、こんなものが自宅に送られてきませんでしたか?

合格者の皆様へ

出典:一般社団法人 金融財政事情研究会HP
https://www.kinzai.or.jp/uploads/pdf_annai_20191128.pdf

そうです。FP技能士センター会員登録のご案内です。


FP技能士センターとは

一般社団法人 金融財政事情研究会、いわゆる「きんざい」が運営しているものです。

具体的には、
“当会では、実務家としてのファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)に、継続的に最新の実務情報と学習の機会を提供すべく、ファイナンシャル・プランニング技能士センター(FP技能士センター)を創設し、FP技能士をバックアップしています。”
出典:一般社団法人 金融財政事情研究会HP

というものになっています。

正会員?準会員?

会員種別

会員種別によって、年会費が変わってきます。

なんと、正会員は年会費が一番高いだけではなく、継続的な学習が義務づけられるではありませんか。

私は、最初にこの案内を見たときには「誰がお金払ってまで勉強を義務づけられたいんだよ。」と思いました。しかし、年会費を払ってもメリットや特典の方が大きいと判断したため、正会員として入会することを決めました。


正会員はどんな特典を受けられる?

詳しくはこちらをご覧ください。

一般社団法人 金融財政事情研究会HP

正会員は下記の①から⑧までの全てのサービスを受けることができます。

サービス一覧


その中でも解説したいメリットをご紹介します。

①会員証(顔写真入り)の発行

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こういったものが発行されて自宅へ届きます。1級だったらゴールドじゃないの?って思われた方は相当のFP通ですね。

別のカード

1級だったらゴールドになるカードは、FP技能士カードです。FP技能士である証明として、FP技能士センター会員に入会せずとも、合格後にきんざいや日本FP協会のどちらが自分が合格した団体に申請することで発行(有料)されます。

白地のカードの方は、FP技能士センター会員であることを証明するものです。

どちらも、FP技能士であることを証明できるものになっています。

黄門様の印籠のように、これさえ見せれば相手がひれ伏す、ということはなでしょうが、持っておいて損はないでしょう。

また、きんざいHPには以下の通り記載があります。

”会員は「FP技能士」の肩書きとともに「FP技能士センター正会員(もしくは準会員)」の表記を名刺等に表示することができます。この表記は単にFP技能検定に合格しただけでなく、合格後も継続的に技能をブラッシュアップしており、また高い倫理観を備えていることを示すことができます。”

出典:一般社団法人 金融財政事情研究会HP

名刺に「FP技能士センター正会員(もしくは準会員)」と書いてあれば、なんだかちゃんとした人のように思ってもらえそうです。

⑤オリジナルFP手帳の送付(非売品)

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こんなものが送られてきます。

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毎年の税制改正に合わせ、7~8月頃に新年度版が送付されてきます。中身は、スケジュールが書き込める手帳部分と、ライフプランニングから相続までの重要事項が記載されています。穴が開いているので、システム手帳に挟めそうです。


⑥月刊「KINZAIファイナンシャル・プラン」の毎月送付(年間12冊)

言わずと知れたファイナンシャル・プランナーのための専門誌です。毎号タイムリーなFP知識や社会情勢を学ぶことができます。FP試験の勉強のために購入される方も多いですね。

⑦各種ガイドブックの送付

ガイドブック

ガイドブック②

具体的には、「金融商品ガイドブック」「個人の税金ガイドブック」「法人の税金ガイドブック」が毎年7月頃に送付されてきます。税制改正のポイント解説と新旧対照表が収録されており、一目で改正点がわかります。

いちいち専門書を買い直す必要がなく、毎年の税制改正にキャッチアップできるのは魅了ですね。

⑧継続学習ポイント管理サービス

学習ポイント

前述した通り、正会員は継続的な学習が義務づけられています。

月刊「KINZAI ファイナンシャル・プラン」と会員専用サイトに掲載されている「継続テスト」と「FPドリル」を解いて、所定の合格率以上の正解をするか、所定のセミナーを受講するとポイントがもらえます。2年間で一定のポイント取得を行う必要があります。

正会員のメリットとは

会員証や雑誌、ガイドブックなどいろいろなものがもらえるのはもちろんのこと、やはり「継続テスト」と「FPドリル」という継続的な学習が義務づけられており、勉強が続けざるを得ないところです。勉強し続けようと思ってても、人間はサボってしまいがちですからね。

「継続テスト」と「FPドリル」といっても、「継続テスト」は偶数月に10問くらいFP試験の問題みたいなのを解くだけですので、30分くらいで終わります。「FPドリル」も毎月の「KINZAI ファイナンシャル・プラン」の内容が10問くらいのクイズになっているだけですので、これも30分くらいで終わります。どちらもそこまでの負担はないですね。

また、これは入会して気づいたのですが、会員になると月刊「KINZAI ファイナンシャル・プラン」が専用サイトでPDFで読めます。持ち歩かなくてもスマホで読めるということです。

さらに、バックナンバーも読めます。2007年まで遡れました。(2021年7月現在)

これもなかなかうれしい特典です。


おわりに

いかがだったでしょうか。

私はまだ1ヶ月ですが、上記のようなメリットがあり、入会してよかったと感じています。

今は会社勤めですが、資格取得に飽き足らず将来的にはFPとして副業や独立ができる知識や経験を得たいと考えています。

FP技能士センターの正会員になり継続的に学習することが、自分の将来のためにも大きなプラスになると判断しました。

今後も勉強しつつ、学んだことや考えたことをこのnoteやTwitterで発信して行きたいと思います。








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