読めんわい
僕の高座では良く子供の話をしますが
(所沢とか越谷とか)理由はなく、
むしろ、ぶっちゃけるなら私自身は
噺を作るスキルが全く無いので
全て実話です。
何故かは分かりませんがお子さんの前での
お仕事が多いんですよね。
個人的にはお子さんとのお仕事は好きです、
何だか危ない発言ですが、理由がありまして
高校生の頃は、本気で保育士になろうと思いまして勉強してました。
なので子供達と触れ合うお仕事は当時を思い出しまして、
何だか楽しく紙切りができてる気がします。
あとは、言えるなら進路で悩んでいた高校生の自分に「道は違えどあの時の勉強が生きてるよ、ありがとうな」と、言いたいですね。
話が少し脱線しましたが、そんな訳で事情を知ってくださる方からお仕事をいただく事が多いです。
でも、お子さんとのお仕事はやっぱり勉強だけではカバー出来ないことが多いなぁと思いました。
この間ある所で親子体験落語会というものに
出演させていただきました。
その時のお話です。
「はーい、それでは紙切り注文のお時間です!
みんなの作って欲しいもの切ってほしいと
思ったものを八楽お兄さんが作ります!
何か欲しいものが
あったらその場で大きな声で言ってねぇ!」
「はー〜〜い! カブトムシ!!!!」
元気な子だったのでカブトムシのご注文を受けました、どんな形が良いかなぁと思って
その時は注文してくれた男の子が虫取り網と籠を
持ってる姿で木に止まったカブトムシを捕まえる瞬間をを作りました。
そしたら何故かその子が泣き出してしまいまして
驚いた私は、
「どうしたの???」
「うわぁーーーん!!クワガタが良かった
のにィイィイ!!!!!!!」
「?????なんでクワガタって
言わなかったの???」
「だって思ったものを切るって言った
からぁ!!!ウソつきィィィィ!!!!!」
日本語は難しいと思いました笑😅
そして、あの子に言いたいですね
「、、、ボウズ、心は読めんわい」
八楽拝
優々兄さんに声をかけていただきまして大阪で紙切りをさせていただきます。前は大阪に行ったときは小学校での仕事だったので大人のお客様相手は初めてなので緊張してます。八楽は15日に出ます。↓に続く
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