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俺のオタク歴、好きな女歴?

始めまして、はちみつなめおです。
こちらは声優文化研究会の新歓企画「オタクとしての芽生え」の一環で書き下された文章です。

1.芽生え、それはラブコメから〜

自分は幼少期から少年漫画やそれ原作のアニメが大好きでした。自分の人格形成に関わっているのは「NARUTO」「暗殺教室」「ケロロ軍曹」(アニメ続編おめでとうございます!)「ぬらりひょんの孫」(今まで恥ずかしくて言えなかったけど、俺実は片手☆SIZEの中だと及川氷麗さんが好きなんだ…これって俺の初恋かも?)

片手☆SIZEって俺の青春
センターが及川氷麗(CV:堀江由衣)

の4作だと思っています。その当時はオタクっぽいものに興味はありませんでした。

そんな中で初めてオタクっぽいものに触れる機会が訪れたのは、少年ジャンプで連載していた伝説のラブコメ、「ニセコイ」を読んだことでした。

ニセコイでは桐崎千棘が大好き。初恋。でもヒロイン全員好き。アニメ三期を作って下さい

父の友人から少年ジャンプを譲ってもらうようになり、最初に読んだ刊に載っていたのがニセコイ174話でした。この話は千棘が定期デートで楽をエスコートし、帰り道に互いに好きな人を聞き合うという王道theラブコメのような1話でした。幼心にもこの話が本当に面白く、ラブコメの面白さに気付いた瞬間でした。今でもこの話が1番お気に入りです。即効で既刊を中古本屋で立ち読みしました。そこから最終回まで週刊連載で追いかけられたのは本当に楽しい日々だったと思います。

1.5 自分が1番好きな174話の話

おまけとして各章の間に思想を垂れ流しておくので読みたい人は読んで下さい。(ネタバレ有り)

第174話 「イルワヨ」 冒頭
この女可愛いが過ぎる

ニセコイは終わり方について兎や角言われがちですが、僕はそこに行き着くまでの積み上げがきちんとなされているとは思います。(勿論全肯定な訳ではない)主に桐崎千棘さんについて語りますが、楽と千棘の間柄や関係性が各エピソードを通じて少しづつ構築・変化していきます。その1つの転換点として働いているのが174話なんですよね。勿論最後の好きな人を聞くシーンがその後に大きく響いているのは間違いありません。

これぞラブコメの真骨頂

ですがその前のデートのシーンで、今現在の気のおけない2人の関係性を示す場面になっていて、僕はこういう関係性が本当に良いなと思うわけですよ。ノリが合って距離が近くて、でもちゃんとお互いを思い合えているのは素敵です。
こういう積み重ねの1話が散らばっているからこその結末だったと思っています。
単純に千棘のデート回と見ても彼女の素の魅力が伝わる良い回であるため、僕のお気に入りの話です。

2 深夜アニメデビュー

さて、オタクの種が植えられたオタク0年生君の自分ですが、ここから期間が空きます。というのも深夜アニメを見るというのは田舎住み中学生にとってはなかなかのハードルでした。そもそも深夜アニメを見るという文化が身近に無く、田舎では基本的にテレビで深夜アニメが見れません(テレビ静岡君……)、また当時はサブスクなんてものは流行っておりませんでした。

(今は良い時代だ…羨ましい)

僕にとって漫画やアニメに触れられるのは、親が毎週借りてくれていた漫画数冊とDVD数刊だけでした。当時の僕にとっては深夜アニメのDVDを借りたい!と親に言い出すのは至難の業でした。(皆もそうだろ?)
(違法サイトは蔓延ってたけどそれは嫌だった、でもつべの無断転載でToLOVEるは見てた)

結城美柑ってキャラデザも性格も原作での立ち回りも完璧過ぎるキャラクター
ロリコンはここから始まった…

そんな自分に転機が訪れます。サブスク流行の波に乗って、親がHuluを契約したのです!これにより合法的に深夜アニメを見る権利を獲得した自分が始めて深夜アニメとして認識して見たアニメが、たまたまオススメに流れてきた政宗くんのリベンジでした。
魅力的なヒロイン達、恋の駆け引きや互いが段々惹かれていく過程、キモくてかっこいい主人公、王道なラブコメど真ん中のこの作品は当時の自分にはクリティカルヒットでした。文化祭編の白雪姫、良いよな。当時の自分は安達垣愛姫さんのことが本当に好きになってしまいました。
素直になれないその実とても優しい心を秘めている平成に取り残されたツンデレ暴力系ヒロイン
が好きなのはここが原点でありおそらくは二次元キャラクターへの初恋でしょう。
初恋が多い?
何度初恋したっていいじゃないですか。

皆の二次元の初恋って誰??


アニソンの原点もミラハだと思っています。シンプルいい曲過ぎう~。

僕はこれを期に、”アニメ”を見る楽しみにハマっていったのでした。

二期放送決定が本当に嬉しかった(涙)

2期がなんだかんだちゃんと面白いアニメになってくれて良かった…。

2.5 政宗くんのリベンジ-engagement-(大学生編)が素晴らしい話

駄作?いや、神作

無事?完結を迎え皆の記憶から薄れつつある中何故か突然発表されたのがアニメ2期と漫画続編(大学生編)でした。
原作は好きですが数年経って続編!で良かった作品の前例がなく、どの作品も大概中途半端かつまんないかなので正直あまり期待はしていませんでした。序盤も流し読み程度だったのですが、その流れを全て変えたのが60話後半でした。
政宗との関係に悩む愛姫に電話で吉乃がアドバイスをするシーンがメインの話なのですが、この1話を要約しますと人間同士が共に生きていく上で、変わっていくものと変わらないもののどっちもがある。互いの距離、生きている環境、交友関係等々。思い出を、つまり過去を大事にして、ある意味で縛られて生きていくことって当たり前にあること。でも変わった後の今の自分と相手とをきちんと見つめ返すことで、相手とどんな関係でいたいかを適切に見つけることが出来る。というものでした。

つらい…


この1話って本当に深すぎる1話で、かつこの話自体が完全に政宗くんのリベンジ高校生編に対しての答えになっている。
吉乃、お前本当に良い女過ぎる。
この1話だけで大学生編の評価は鰻登り、アニメが良かったよぉ〜って方はお貸ししますので是非お声掛けを。

3 声優オタクの始まり

深夜アニメに触れ始めた自分が次にハマったのが、「BanG Dream!」でした。

花園たえに一目惚れ

所謂音ゲーが好きだった自分ですが、近所にゲームセンター等なく、一番近い場所でも自転車で40分と中学生にとっては大変な距離に在りました。当時やっとスマホを持たせて貰えたのでモバイルでやれる音ゲーを探した末に始めたのが学校で少しだけ流行っていた「バンドリ! ガールズバンドパーティ!(通称ガルパ)」でした。(新入生に伝わるかわからないけど当時スマホ音ゲーと言えばガルパ一強時代だったんだぜ)始めたタイミングはちょうどハロハピのバンスト二章の時でした。

このイラストが…好き

最初は知っている曲のカバーばかり遊んでいましたが、オリジナル曲を聞きストーリーを追う中でどんどん沼に…受験生で暇だったこともあり中学三年はバンドリに消えました。また、知らなかったアニメやアニソンに触れたり、”声優”に興味を持ち始めたきっかけにもなりました。声優がステージで楽器を弾くというのは当時の自分にとって馴染みのない文化でした。ハロハピCiRCLE放送局とかめっちゃ見てたし年末特番も見てた。(この頃からリアルイベントに興味を持ち始めたのに、実際に初めてイベントに行ったのは大学生になってからというのは別のお話。)
先述した政宗くんのリベンジのメインヒロイン、安達垣愛姫さんとポピパのドラム担当、山吹沙綾さんの声優が同じ大橋彩香さんだと知った時は声優ってスゲーッを生まれて初めて経験した瞬間でもあります。

山吹沙綾さんも好き。バンドリおじいちゃんだから未だにガールズコードが至高。

今でもバンドリは好きです。Poppin'PartyとMorfonicaのオタクしてます。

4 声研って良い場所ですよのお話(宣伝を添えて)

ここまで長々と自分のオタク歴を語らせていただきました。(最早オタク歴と言うか好きになったことのある女性キャラクター歴でしたが。)ですが実際そんなに沢山のアニメを見てきた訳でもなく、声優に特別詳しい訳でもなく、イベントに沢山行ってる訳でもない、そんな状態で自分は声研に入部しました。入学当時(もう二年前でやばい)人に語れるほど好きなものと言えばラブライブと青ブタくらいでした。

オタク見習いのオだよ。
〘舐男〙

しかし声研はそんな僕の世界を大いに広げてくれました。多くの人が現在放送中のアニメの話で盛り上がっており、先輩に絡まれながら普段なら見ることのないようなジャンルのアニメを見たり、共通の趣味を持った人と出会って一緒にイベントに行ったり。勿論それは強制などではなく、寧ろ新しいものに触れるチャンスになりました。もっとオタクになりたい人にとってはとても居心地の良いサークルだと思います。

また、僕自身の持論として自分から積極的に行動を起こさなくても趣味について語れるコミュニティに所属することが出来るというのは、大学サークルの特権でもあるので、ぜひその特権を活かして、声研に好きなものの話を持ち込んで来て欲しいと思います。何かしら一つ以上オタクコンテンツで好きなものがあれば馴染めると思います。必ずそのコンテンツの話ができる部員が声研内にいるので安心してください。出会いって大事にしたほうが良いらしい。

僕自身も声研初回部会で隣に居た奴のスマホの壁紙がCOMIC LOだったという衝撃の出会いにより仲良くなった部員が居ます、恥

持論を語ってきましたが、声研はオタクにとってはとても居心地が良く、そうじゃないと思っている方にとってはオタクになれる場所です。是非皆で好きなものの話をしよう!(新歓来てね~)


4.5 ラブライブ研究会

2023年末、電通大生(極一部)のラブライブ好きが高じてラブライブ研究会が設立致しましたので、ご興味ありましたら是非ご連絡ください。ゆっるゆるです!ラブライブが好きなキモイオタク共がキモイ話をする集まりです!とても良いコミュニティになっていると思います!入ってね!

たのしいよ!

最後まで読んでくれた方、長々とお付き合い頂きありがとうございました。

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