INTJが自分を見失ったとき。

INTJとは？
MBTIと呼ばれる性格診断テストによって、分類される性格タイプの一つ。

MBTI診断のURL
https://jp.indeed.com/career-advice/finding-a-job/intj-personality

この上なく孤独、そして最も希少で戦略に長けている性格タイプのひとつで、建築家型の人達自身、これをすべて痛いほど感じています。全人口のわずか2％を占めていて、特に女性が珍しく、全人口のたった0.8％です。自分と同じ考えを持ち、その飽くなき知的追求心や、まるでチェス試合のような駆け引きについていける人を見つけるのに苦労することが多いのです。想像力が豊かな一方で決断力があり、野心に溢れている反面、引っ込み思案で、驚くほど好奇心がありますが、エネルギーを浪費しません。
https://www.16personalities.com/ja/intj%E5%9E%8B%E3%81%AE%E6%80%A7%E6%A0%BC

実は繊細？
MBTIの中でもINTJは比較的HSP気質(とても繊細な人)の割合が比較的高いと言われています。緻密で体系的な思想を持っていますが、緻密に考える故に、些細なことにでも影響されやすく時には自分を見失うこともあります。
INFPやINFJもHSPの割合が高い傾向にありますが、F型と異なる点は繊細である自分を嫌い、繊細さを克服しようとする点で、INTJは異なるのかもしれません。

繊細であるということは、それだけ感覚が鋭敏であるということであり、それを克服するという行為は感覚を鈍くすることにあたります。決して繊細であることが劣等というわけではありません。ただ、私自身は繊細で良く悩む自分を好きにはなれず、鈍くなるための理論武装をし続けています。

理論武装は風化する
いくら理論武装をしたとしても、環境や心境の変化により綻びが生じます。失敗が重なると、それまで優れていると思っていた価値観に疑問が出てきたり、環境が変わると全く通じなくなったり。

中学生の頃、私は「努力して何かを達成することが最も優れた生き方だ」と考えていました。しかし、部活や学業などで挫折をして、その考えを信じることができなくなりました。

そうやって、これまで自分を鈍くさせてくれていた鎧が剥がれると、急に繊細になることがあるのです。どのように生きるかという指針を見つけなければ、不安に苛まれて仕方がないのです。

自分を見失った時の対処法
自分を見失ったとき、まず私が心がけるは「考えない」ことです。こうした時に考えれば考えれるほど、沼に嵌っていくことぐらいは、冷静に考えればわかるはずです。不安になるとついつい考えてしまいがちですが、考えることを良しとしてはなりません。考えないことを良しとするのが賢明な判断です。

第二に行動から自分の現在地を見つけなおすということです。主義や思想が固まっているに越したことはありませんが、主義や思想が無くたって、人は行動できるということを忘れてはなりません。何も考えていなくても、立派な価値観がなくても、寝る、食べる、歩く、話す、見る、、人は常に行動しています。そして「行動した事」というのは揺らぎようのない事実になります。価値観や主義というのはいくらでも否定のしようがありますが、行動したことは否定のしようがありません。例えばコーヒーを飲んだとして、その事実は捻じ曲げることはできません。捻じ曲げようとするならばタイムマシンに乗って過去に遡る必要があります。

そしてその揺らぎようのない事実から、今現在の自分を見つめ直せば良いのです。コーヒーを飲んだなら、コーヒーが飲みたかったと考えられるし、勉強をしたなら、何か将来のために役立つことをしたかったと考えられます。

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