2024 GI 高松宮記念杯競輪~決勝回顧~
みなさん おはこんばんにちは!
競輪大好き!ハチ公です。
岸和田競輪場「GI 高松宮記念杯競輪」は16日に【決勝】が行われました。
かるく振り返ってみましょう。
決勝ふりかえり
~ライン・展開・運 すべてそろった初GI!~
結果成績
1着 ⑨北井佑季(神奈川) [まくり]
2着 ⑧和田真久留(神奈川) [マーク]
3着 ⑦古性優作(大阪)
郡司浩平選手が怒涛の突っ張り先行!
脇本雄太選手(福井)は新山響平選手(青森)の外が精いっぱい。
冷静に北井佑季選手が番手まくりで抜け出し
和田真久留選手の追い込みと古性優作選手の猛追を振り切って、
自身初のGI優勝をついに達成!
和田真久留選手が2着に入り、
強引にコースを狙いにいった古性優作選手は
ゴール後に北井選手の自転車の後輪と絡んで
両者が落車するアクシデント。
審議の結果 失格とはならず3着になりましたが、
高松宮記念杯競輪 3連覇は南関勢の作戦の前に阻まれてしまいました。
『走る前から本当に取りたいと思っていた』
今年2月の「GI 全日本選抜競輪」決勝では
先行した新山響平選手の番手にハマるラッキー展開を活かせず、
3着に敗れていた北井佑季選手。
今回は準決勝で松井宏佑選手(神奈川)が2車ラインながらも
積極果敢な先行勝負を展開し、北井選手の決勝行きをアシスト。
決勝では「全日本選抜競輪」で優勝した
郡司浩平選手が突っ張り先行で北井選手の初GIを援護。
ラインの力と展開の優位性。そして2日連続で訪れた幸運。
すべてが嚙み合ったからこそ、
北井選手がGIを制することができたのだと思います。
Jリーグ 30周年に“元Jリーガー”が異業種の頂点に!
北井佑季選手はJリーグから競輪選手になった“変わり種”。
Jリーガー時代は“いま話題の”町田ゼルビアやカターレ富山などでプレー。
今年Jリーグは30周年のメモリアルイヤー。
その記念すべき年にJリーグから競輪界へ活躍の舞台を移した
北井選手がGI初優勝を決めたのは、なにかの“縁”なのかもしれませんね。
「作戦通り」が“過信”になっていた?! 近畿勢
後方からのまくりは近畿勢の作戦通りであったようですが、
その作戦が「過信」にみえたような近畿勢の敗戦でした。
スピードがあがってきている昨今の競輪界。
後方からのまくりでは勝つのが難しくなってきているからこそ、
昨年の高松宮記念杯競輪決勝で脇本選手は突っ張り先行を選択して
古性選手の連覇に貢献しました。
今年はいつも通り後ろから自分のタイミングで
カマシて前を叩きにいく戦法を選択。
しかし郡司浩平選手にうまくスピードをあわされて
中団4番手の外までしかいけませんでした。
勝負権のある位置まで行けなかったのは
疲れの影響か持病の腰痛の影響か。
一直線な戦い方では勝てなくなっていることを実感したでしょうから、
ここから戦い方の幅を広げないと、
GI戦線で勝ちにくくなってくるのかなと思いました。
それでも脇本選手は愚直にチカラ勝負を仕掛けるでしょうが。
次回 特別競輪は
GII「サマーナイトフェスティバル」!
高松宮記念杯競輪が終わり、またしばらくグレードレース戦線は
全国各地でのGIIIレースが続いていきます。
直近のGIIIレースは6月~27日に
久留米競輪場で行われる「中野カップレース」。
次回 GI・GIIクラスの「特別競輪」は
7月13~15日に松戸競輪場で行われる
「GII サマーナイトフェスティバル」。
併催で「ガールズケイリンフェスティバル」も行われます。
夏の夜の松戸でどんな戦いが繰り広げられるのか。
33バンクの夜王誕生に期待したいと思います。
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