見出し画像

that 接続詞?関係代名詞?

今日気になったフレーズはこれ。

I'm the one that hates you.
和訳)おまえを嫌っているのはこの俺さ。

スチュアート・リトルで登場するフレーズです。
スノーベル(猫)がスチュアート(ネズミ)に対して、話している中で出てきます。
スノーベルは、スチュアートが養子としてリトル家に来たことが気に入りません。なぜなら、自分はペットなのに、スチュアートは人と同じ家族として迎え入れられたからです。(ペットは家族というのは一旦置いておいてください。)
ヒエラルキー的には、ネズミは猫の餌になる位置付けなのに、ネズミが猫の飼い主だなんて・・・!ということからスノーベルの感情はきています。
おそらく、スノーベルはリトル家が大好きなのでしょう。自分よりスチュアートが優遇されていることが許せず、嫉妬してたと思われます。
そして、スノーベルは、スチュアートを追い出すべく、野良猫集団に助けを求めました。その結果、「あいつ食っちまおうぜ!」ということになり、スチュアートが追い詰められます。スノーベルは、そこまで求めていなかったので、スチュアートがついに食べられちゃうって時に、スチュアートを助けるのです。
そして、スチュアートに本音を話します。
それがこのフレーズ

I'm the one that hates you.
和訳)おまえを嫌っているのはこの俺さ。

スチュアートを追い出すために、直前に「リトル家の人々が嫌っている」という嘘をスチュアートに伝えていたスノーベル。それも嘘だったと、この時伝え、スノーベル自身がスチュアートを嫌っていたんだ、と告白します。

と、お話の流れはここで置いておいて、実際のフレーズのお話。

【I'm the one that hates you.】
私は、最初このthatが接続詞だと思いました。
でもthatのあと、主語ないやん!!ん??ということで、しばし思考停止。
そのあと、あ!と思いました。こうじゃない?
I'm the one that(which) hates you.
ということは・・・次の2文で構成されている。
I'm the one. 私は一人です。
The one hates you. 一人は、あなたが嫌いです。
だから・・・
I'm the one that hates you. 私はあなたが嫌いな一人です。
おお!できたんじゃない??

ということで、この場合のthatは関係代名詞だということを理解しました。

この場合、関係代名詞か接続詞か見分けるポイントは、
「thatの後に主語があるかないか。」
もちろん、省略可能な場合に記載がある場合は・・・当てはまらない、これはしかたねぇだ。
でも今回あれ?ってなったパターンは回避できる!

関係代名詞whichとthatは、厳密には意味の違いがあるようですが、今の私にはそんなこと考えて使い分けるスキルはない!
ということで、一旦この話は完結とします。

最後までみていただきありがとうございました。
またね!

最後まで読んでいただきありがとうございます。まだまだ未熟ですが、noteを書くことで、インプットしたことをアウトプットして、理解を深めています。応援してもらえるとやる気があがります。よろしければ、サポートお願いします♪