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『新型コロナウイルス感染症に関するチャットボットを自治体へ無償提供』の背景


こんにちは。hachidori株式会社広報の松本です。

まずはじめに、新型コロナウイルス感染症(COVID- 19)に罹患された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

先月28日に、プレスリリースを出しました。


『hachidori、新型コロナウイルス感染症に関するチャットボットを自治体へ無償提供〜住民への迅速な情報提供を支援〜』

弊社が運営する『hachidori』において、新型コロナウイルス関連情報へのアクセスを集約したチャットボットテンプレートを自治体の皆様に無償で提供させていただくものです。

本日は、このリリースに至った背景を少しだけお話しさせてください。


新型コロナウイルスについて

皆様ご存知のとおり、新型コロナウイルスの感染が拡大を続けています。
有事の際、冷静な判断をもとに正しい情報を収集することは簡単ではありません。実際に現在も情報が錯綜し、本来起きる必要のない日用品の買い占めなどが起こっています。

hachidoriがいただいたお問い合わせ

弊社は昨年10月の令和元年台風19号発生時、千葉県市川市およびLINE社と協力し、信頼できる情報源へのアクセスを集約したLINEチャットボットを作成・公開しました。

このリリースで弊社のことを知っていただいた自治体の方より、今回、「新型コロナウイルスに対する住民からの問い合わせ対応を迅速化したい」「対応の内容を一元化したい」というお問い合わせをいただきました。


会社としてできること

官民問わず新型コロナウイルスへの対応を迫られている中で、自治体はその中でも大きな負担を強いられている組織のひとつだと思います。

社会の公器として、スタートアップとして、いま何ができるのか?


検討した上で、「新型コロナウイルスに関する情報へのアクセスを集約したチャットボットのテンプレートを作成し、自治体様向けに無償提供する」という判断に至りました。

先述したとおり、「有事の際に、冷静に正しい情報を収集すること」は簡単ではありません。コミュニケーションを円滑にするチャットボットを提供する事業者として、情報管理という観点から少しでもお役に立てるアクションを選択しました。


本無償提供の対象となる自治体様および提供内容等、詳しい内容についてはプレスリリースをご覧ください。

リリース以後、早速お問い合わせをいただいております。
もし、こちらをお読みの自治体様でご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたらサービスページ「導入のご相談」よりご連絡ください。


ハチドリのひとしずく

弊社の社名は「ハチドリのひとしずく」という、アンデス山脈に伝わる童話にちなんでいます。

森火事にひとしずくずつ水を運ぶハチドリに対して、森から逃げた動物たちは「そんなことして何になるのだ」と笑いましたが、ハチドリは「私は、私にできることをしているだけ」と答えました。

小さなことかもしれませんが、私たちは私たちが今できることを少しずつ行っていきます。


2020年3月2日 hachidori株式会社

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