主婦でもできるレンタカービジネス

  • 趣味を兼ねた副業として2018年からレンタカー経営をしております。4年目になって車両の購入、レンタル、売却まで一連の流れでひととおり結果も出たので、有料記事にしてみようと思いました。



◆このビジネスをおすすめする方 

  • 車を置くスペースがある

  • 複数の車を経費にしたい

  • ニッチなビジネスに興味がある方

  • 小さいビジネスをしてみたい方

  • 車が好きな方

◆このビジネスのメリット

  • 小資本でできる

  • 車の構造の知識がなくてもできる

  • 管理する上で手間・時間がかからな

  • ホームページを作る必要もない

  • 一度仕組化をすると継続できる

  • 不特定多数の客をターゲットにしなくてもよい

◆このビジネスのデメリット

  • はじめは1社1社営業に回らなければいけない

  • 自家用車使用よりレンタカーの保険料率がやや割高

  • なんどき依頼が入るかわからない

  • 大きいビジネスにはならない


◆レンタカーの許可申請

★提出書類
 各陸運局で提出書類は若干異なるかと思いますが、だいたい似ているものと思います。当時の当該管轄陸運局への添付書類は下記のとおりになります。
①貸渡料金及び貸渡約款を記載した書類
 大手レンタカー会社の約款をネット検索すると出てきます。約款には貸渡し方法、点検整備、清算方法、補償などが記載されるので自分流にアレンジするのがいいと思います。
②会社登記簿謄本(個人:住民票、法人:発起人名簿)
 当方、現在個人事業主として経営していますが、法人で新規で経営することになっても、実質経営者と住所が同じであれば、変更届を提出するだけで変更可能だそうです(当該陸運局に問い合わせました)。
③宣誓書(欠格事項)
 陸運局の雛形を使うことになります。この雛形に管轄する陸運局名、日付、氏名を記載します。
④事務所別車種別配置車両数一覧表
 立ち上げの際に用意する車両の数を記載するものです。後で増車してもかまいません。事業所名、所在地、車両数を記載します。
⑤貸渡しの実施計画
 責任者、保険内容(対人、対物、搭乗者保険の額、保険会社名)整備管理者名、資格の有無を記載します。責任者、整備管理者名は個人名を、資格の有無は無し、保険内容については、対人無制限、対物無制限、搭乗者保険7,000万円と記載し提出しました。
 
★添付資料は以上になりますが、これらの添付資料に加えて自家用自動車有償貸渡許可申請書(陸運局の雛形になるので担当者に伝えればもらうことができます。)に記載して、これらを当該陸運局に提出します。当方、許可申請書を提出して10日ほどで登録免許税納付通知書(レンタカーの許可がおりました)が郵送され郵便局で9万円を納めました。
 司法書士を利用する方法もありますが、思っている以上に簡単な申請ですのでご自分で申請することをお勧めします。

◆我流レンタカービジネスの誕生

 レンタカー屋を作るきっかけとなったのはレンタカー付きアパートなるものを作るためです。そのために用意した車はセンチュリーとポルシェボクスターです。ターゲットとなるアパート入居者にチラシをまいたところ、見事に問い合わせもゼロ、申し込みもゼロでした。これらの車は法人で経費にしたり趣味で乗り売却してしまいました。
 ある時自家用車でお世話になっている某ディーラー担当者にそのことを告げると、その某ディーラーである条件であれば借りてくれるというで、深く話を掘り下げて聞いたところ・・・

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