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「うつ病」という言葉に縛られない

体調不良で有休を獲得して1ヶ月ちょっとで使い果たしそうになってる有坂です。

責任転嫁してしまえば楽だけど、それは根本的な解決にはならない。


天気のせい
家族のせい
仕事のせい
自分のせい


あ。自分が原因なら自分でなんとか出来るよね。


という事で、体調が優れない時の自分の心の動きを観察してみました。

ほんの少しでも体調が優れないなーと感じると、心がものすごくザワつきはじめる。


・また調子が悪い。何なの?マジでイラつく
・ホントやだ。この身体。
・○○(他の人)は不調でも仕事できてるのに
・これは甘えなの?いや、それは根性論じゃ。。
・ほんと、情けなくなる
・こんな弱い自分が許せない
・私はこんな弱い人間じゃないはずなのに
・どうして分かってくれないの
・どうして優しくしてくれないの


自己否定が始まると、今度は自己投影が始まる。


心理学における投影(とうえい、英: Psychological projection)とは

自己のとある衝動や資質を認めたくないとき(否認)、自分自身を守るため(防衛機制)それを認める代わりに、他の人間にその悪い面を押し付けてしまう(帰属させる)ような心の働きをいう。

たとえば「私は彼を憎んでいる」は「彼は私を憎んでいる」に置き換わる。 
 
そのひとつに責任転嫁(Blame shifting)があり、たとえば習慣的に失礼な振る舞いをしている人は、いつも他者を失礼な人だと言って回っているケースがある。 
 
一般的には悪い面を強調することが多いが、良い投影も存在する。


家族に自分のネガティブな気持ちを帰属させ
自分の弱さから目を背けるために家族に責任を
押し付ける。

何故って?

その方が自分にとって楽だからです。

人や環境や社会のせいにして、自分の本心と向き合わない、変わる努力をしない。

根性論ではないんだけど、

「あなたはうつ病です」

と言われた瞬間から自分はうつ病患者になる。

仮に診断が下らなくても、自ら「うつ病患者」に
なる人もいる。

メンタル系の疾患の診断名とは、あくまでも公的機関や会社等に診断書を提出するために便宜上つけた病名で、イコールそれが自分の病名ではない。

ガイドライン(要は統計論)に沿ってそれに近い症例がいくつ当てはまるかで決まるのです。

お薬も、合う合わないは試してみないと分かりません。

診断名がつかなくて不安になる方も居ますが
診断名がついたら何か変わりますか?

体調がすぐに良くなりますか? 

得体の知れない原因不明の体調不良に不安を感じているから、診断名と言う安心が欲しいのです。

便宜上使うには大変便利な言葉ですが、
自分を「うつ病患者」にするのはやめにしませんか?

よろしければ、サポートお願いいたします。 色んなことを経験し、人生を豊かにする為に使わせていただきます。