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意識と現実との距離感。本の内容に触れるものはありません。

「死」をテーマに書くのは難しい。

きっと、私の「死」に対するイメージがネガティブで、この現実から、目を背けたいという、気持ちの表れだと思う。


私は物心ついたころから、よく「死」について考える、ちょっと変わった子だった。「死んだら、生まれ変われるのだろうか」、「目をつむったら、(意識がなくなるから)死んでしまう」など、とりとめのないことを考えては、恐怖心のあまり、ひとりメソメソ泣いていた。そのせいなのか、今も頭の片隅には、「死」は怖いものだとすりこまれている。


学生時代、社会福祉を専攻していた私は、講義でこんなことを教わった。

「死期がちかづけば、『死』と向き合う覚悟ができる。『死』への恐怖は弱まる」

このとき私は、「やったぁ!歳を取れば、死ぬのは怖くなくなるんだ」「とくべつ『死』を意識する必要はないんだ!」と、ホッとしていた。この日から、「死」を思いっきり遠ざけるように、あんなに悶々と悩んでいた「死」について、一切考えなくなった。


けれども「死」は避けては通れない。大好きな祖母や友人との別れを通して、20代後半から、また少しずつ「死」と向き合うようになっていた。

私は以前、こんな記事を書いた。

生あるものは、いつか死ぬ。それを否定するのではなく、受け入れたら、ちょっとずつ前にすすめるようになった気がする。


私が学生時代に教わった「死期」というのは。年齢ではなく、「死の距離感(意識)」だと、いまは思う。「もし残りの人生があと50年だったらどうする?」、「あと5年、3年、1年だったらどうする?」。そうやって時々「死」との距離感を見直し、自分に問いかけている。終わりを知れば、きっと「生」が輝く。

待望の『夢をかなえるゾウ』シリーズの新刊、『夢をかなえるゾウ 4』を先日読みました。あいかわらず、学びと笑いにあふれています。ただ今回は、胸が締めつけられるストーリーも加わり、涙なしでは読めせんでした。

テーマは夢と死。ここには、自分らしく生きるヒントがたくさんあります。読み終えたあと、私はすぐに「死ぬまでにやりたいことリスト」を作りました。

今日から夢に向かった1歩を踏み出せそうです。



わぁぁーーーー!!が、、、頑張ります!!