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【94・95本】NICEバディ!バディ!バディ!@志賀島

 久しぶりに、夫の徳ちゃん以外のひととバディを組んだ。(ちなみに徳ちゃんは、二日酔いのため、自宅でダウン)

 ダイビングにおけるバディとは、楽しみを共有するだけでなく、安全性を確保する目的もある。いわゆる運命共同体なのだ。水中だから、当然会話ができなくて、コミュニケーションは必要ないはずなのに、バディとの相性が色濃くでる。それゆえバディ次第で、水中のストーリーがガラッと変化するように思う。

 そういった訳や、お店の計らいもあって、私は徳ちゃんとバディを組むことが多い。


 この日は徳ちゃん不在のため、ひろろいとバディだった。ひろろいとは、同じ時期にダイビングを始めた30代の女性。ひろろいを一言でいうと、私とは反対の部分が多いように思う。誰にでも話しかける私に対して、「交友関係はかなり狭くても、太ければいい」と言うひろろい。1人無言で、楽しそうに過ごしているときもある。どちらが良いというわけではなく、私にないものをたくさん持つひろろいを、魅力的なひとだと思っている。


 約1年ぶりに一緒に潜ったひろろいは、めちゃくちゃたくましかった。小さな生物をあれこれ見つけては、絶妙なタイミングで私に紹介してくれた。

 身体が白く、触角がオレンジ色のシラユキウミウシはウサギのようで可愛かった。

 志賀島ではレアなハナイロウミウシも、お洒落なウサギのようだ。

 センヒメウミウシは、ふわふわした、わたがしに見えた。

 これまで、表情がないウミウシにあまり興味が持てなかったけれど、ひろろいが可愛いウミウシばかりを紹介してくれるものだから、だんだんとウミウシを好きになっていくのがわかった。新たな楽しみを発見した1日になった。

 海から上がったら、タンクを運んでくれたり、見た生物を記録したりと、積極的に行動するひろろい。

 1年前、一緒に潜ったとき。みんなについて行くのがやっとだった、ひろろいのイメージが強く、今回のダイビングは、ひろろいの新しい一面を、次々に見た。

 ダイビングは、自分次第で海、生物、ひとと、どこまでも深くつながれる。まだまだ知らないことが多すぎるけど、私にとって、気づきを通して、新しい自分に出会っているように思う。

 だから同じ海でも、何度もぐっても毎回違うんだよな。


\スキすると、魚と出会えるよー/


わぁぁーーーー!!が、、、頑張ります!!