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1人に想いを届ける。

大切なものは既に繋がっている。

3月26日は結婚式を挙げた日だった。

結婚式を挙げたのは2016年のこと。私はこれまで、1度もこの日を祝ったことがない。けれども今年は違った。

環境の影響は、良くも悪くも、じわりじわりと心の隙間に入ってくる。だから悪いと感じたときは、心の在り方(心の声)に、より丁寧に耳を傾け、思考と行動を整理するよう心がけている。

もしいま世の中がこうじゃなかったら、この日を、きっと気にも留めなかったと思う。

私は夫(以下、徳ちゃん)にミニブーケを贈った。何を買おうか悩みながらお店に行くと、花屋の花たちが、一層たくましく輝いて見えた。お裾分けしてもらうような気分で、花束を買って帰宅した。

するとまさかのプレゼント返し。徳ちゃんも同じこと考えていたらしい。徳ちゃんの安定の優しさには頭が下がる。

▼郷土玩具の本をプレゼントしてくれた

そしてもう1つ。私たちにとって、心温まる出来事があった。

私は郷土玩具が大好きだ。手作りと、地域、文化、歴史などが、小さな可愛い玩具に、ぎゅっと詰め込まれていて、見ているだけで癒される。ずっと見ていられる。それくらい好きだ。

本当なら、いつも通りその地域を訪れて買いたいけれど、今は躊躇してしまう。だから直接連絡を取って、ある玩具を注文していたところ、この日に届いた。

▼天草の郷土玩具

玩具と一緒に手紙が添えてあった。私は一瞬、印刷物だと思った。そう思うくらい、丁寧で達筆だったからだ。だけど間違いなく、私たちに向けてのメッセージだった。

▼手書きのお手紙

手紙を読み終えると涙が出てきた。私は、自分が思っている以上に人と深く繋がり、そして支えられていることを知った。

たった1人に向けて想いを届ける。その気持ちは広がらなければ、届かないかもしれない。だけどいつかきっと、繋がるし伝わる気がする。

だから目の前の誰かを、深く大切にしていこう。そう思う。

わぁぁーーーー!!が、、、頑張ります!!