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はじめての風野灯織W.I.N.G.感想

はじめに

真乃W.I.N.G.からnote投稿を始めてしまったので、必然的に全アイドルのシナリオ感想note書く感じになりそうなのが怖い。

さて灯織W.I.N.G.ですが、この前の感想が初回にも関わらずちょっと度を越えた長さだったので今回はもっとコンパクトな記事にしたいと思います。シナリオのエピソード毎にいちいち感想書くと、内容が薄いわりに文字数が多くなるし良いことないですね。noteを使いこなしていけ。


第一印象

占い好きなん意外

真乃より1cm背低いんだ。まあ成長期だしこれから追い抜かすかもな。女の子の身長っていつまで伸びるんか知らんけど。

真乃より1歳年下なのは、同い年ではあるけど早生まれだから歳の差生まれてるってことなんだろうか。だとするとシャニマスで起こる全ての出来事って真乃の誕生日以降・灯織の誕生日以前てこと?

チラッと見たことあるサポートアイドルのコミュとかで見た情報だけだと、真面目な子だろうなという印象。趣味欄の占いがなかなか意外。

OP~シーズン2

もう例のジャージ着てる!

書類選考で受かってるらしいので、元々アイドル志望かつめっちゃ有望な子として入ってきたんかな。アイドルになった動機が気になるところ。

「君は努力家なんだな」と言ったPを一蹴。

第一印象で他人のこと判断する人きらい。わかる。さっき占いすきなん意外とか言ってごめん。でも、これを見るとこの子は他人と真摯に向き合ってそうだし、灯織自身が信用に足る人間だろうなと思いました。これすら偏見で判断していることに変わりないですが。

あと、なんかPが露骨にコミュニケーションのためのコミュニケーションしてるなって伝わったのも嫌だったのかも。


えらい

顔合わせのときちょっとトゲトゲしすぎたなと思ってPに謝る灯織。えらい。こういうときすぐ謝れるのめっちゃ良い子じゃん。

もしかして灯織は人と会話したあとにその会話の振り返りとか頭のなかでやっちゃうタイプなのでは。自分はそうなので灯織もそうだとしたらちょっと親近感湧く。

普段から使ってるて

それはそうとして次の仕事が不安らしい。選択肢でどれ選んでも占いの話になるの面白い。

もうやってる!

手のひらに人3回書いて飲み込むやつもPが言う前にやってる徹底ぶり。それ自分は全く効いたことないし効いてる人も見たことないかも。

興味津々すぎる

なんかかわいいなこいつ。占いめっちゃ食いついてくるやん。

ここまでジンクスとか占い=一種の神頼みに依存するのは、もしかして自信の無さの裏返しだったりするんではなかろうか。

やっぱそうじゃん!

気抜くとそういう言い方になっちゃう性分てあるよな。そんでそれで嫌われたり喧嘩なることも多々あるよな。気付いたらいつの間にか喋るの怖くなってるよな。

わかった気にならないようにしてるつもりだけど、なんか共感できること多いぞ。


トップアイドルになればそれが解消されるのか、アイドルでないと叶えられないものなのか、とかは確信を持てないですが、自分を変えたくてアイドルになったということでしょうか。灯織は灯織で正統派主人公な動機だなあ。

要するに自分の性質をどう出力すればいいのか、人に伝えればいいのかが知りたいんだと思います。自分のキツイところがある意味長所でもあることを認められれば、今抱えてるとてつもないコンプレックスも少しはマシになるのかもしれない。
これぐらいの時期にちゃんと悩めないと後々になって結構苦労します。放っておくと、"それ流行ってるわけ? 孤独主義"という歌詞で大怪我することになります。ソースは私です。

自分が近付けば近付くほど、他人はどうせ自分のことを嫌いになって離れていく。そういう経験が積み上がってここまで来た灯織だから、他人に対して用心深くなるのは仕方ないことだったのかもしれない。しかし、自分の中で危険信号を追加していくうちに、灯織自身が新しく接する人間が起こす反応をパターンで仕分けて、そいつの人となりまでその一瞬は決めつけてしまいそうになっていた。そこに現れて、彼女の人生では他に類を見ないしぶとさで離れずにいてくれた人間がPだったわけだ。彼女の魂を救ってくれた人として、Pのことを認めた灯織からこの言葉が出てきた瞬間、鳥肌が立つ。Pも灯織もかっこいいシーン。

シーズン3~ED.


親みたいな心境になる

ここでの灯織は、葛藤しているというよりただ目の前の観衆に圧倒されているといった印象だが、彼女のもっと根底にあるジレンマとも結びついているシーンに感じられた。
自分の理想と現状がどのくらい乖離しているかなんて当然だが自分にしかわからないことで、自分が認めてほしいのは「今の自分」じゃないのに、今の自分を好きでいてくれる人がいる。彼らは本当に自分を見てくれているのか不安になる。ぼちぼちよくあることだと思う。明確に理想がある人間は、自分が納得いくだけの自己実現を出来ていないままに他人の評価が先走ってしまった場合、他人を疑ってしまうことがある。(例えば私はバンドの出番が終わったあとにとりあえず「良かったよ」って言われるの大嫌いだったのでそういうこと言ってくる輩を信用したくなかった時期があります)
一方で私は「アイドル」という職業において顧客(ファン)が果たす役割は、絵を描いたり、石を彫ったり、踊ったり曲を作ったりする人たちの顧客のそれよりも一般的に大きいと考える。いわゆる芸術家や表現者と呼ばれる人々が、気にしないと決めてしまえば気にしなくても済むところを、アイドルは度外視することができない。始めからファンに向けて力が放たれているアイドルという職業だから、ファンの評価が説得力を持つのだろう。だから、灯織がアイドルになることを選んだことには意味があるし、それが間違っていなかったから、彼らからの声を受け止めて自分を認められたんだと思う。

これはもうゴールです

理想の自分を実現することに全力を注ぎ、それを見て付いて来たPやファンのおかげで優勝したW.I.N.G.は、間違いなく灯織がここまでやってきたことの正しさと強さを証明するものとなった。アイドルになることを選んだから今この結果がある。びっくりするほど綺麗に完結しているのに、ここから先をずっと見せてくれるんだからこのゲーム辞められないんだよな。

まとめ

個人的には、真乃よりも王道なストーリーだったように感じました。
自信のなさとか、他人との接触に対して抱いている感情なども、自分と近いものを感じて、かなり共感した気がします。

真乃のときは、最終的に真乃がアイドルにめちゃくちゃ向いているという評価に落ち着きましたが、灯織の場合は、灯織の理想像を実現する手段としてアイドルが一番適しているという印象でした。

また、2人はアイドルとプロデューサーという関係ですが、対等なバディとしても描かれているのが好きでした。お互いがお互いを高め合っているというか、研ぎ澄まし合っているというか、なんにせよ影響を与え合っているのがすごく良かったです。いいコンビを見たと思いました。

占いでテンション上がってても敬語を全く崩さないところとかちょっと面白かったです。空回りしていくんだろうなここから。真乃も灯織も天然ボケしそうだから消去法でめぐるがツッコミに回ったりしたらユニットの印象ガラッと変わって面白そう。

文字数まだ減らせると思います。もっとコンパクトにしたいです。ここまで読んでいただきありがとうございました。また次回。

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