電音部アザブエリアMTGに行ったクラブミュージックオタクの感想

Vtuberやったり曲作ったりしてる発注Σと申します!
1/14にGARDEN新木場FACTORYで開催された「電音部 AREA MEETING -AZABU-」に昼夜通しでソロ参戦してきました。
有料配信イベはちょくちょく観てるものの現場のイベントに参加するのが初でしたので、外タレの来日公演やEDMフェス、超会議ボカニコに参加してきたクラブミュージックオタクとして今回のイベントがどうだったかを振り返ってみようかなと思います。

まずは電音部最高!アザブ最高!現場最高!

コロナ禍に入ってからクラブイベが減り、地方民の自分としては仮にイベントがあっても参加しにくい状況がずっとありました。そんな中3年以上ぶりに参加した今回でしたが、自分と趣味を同じくしている同志がこんなにも集まっているという事実だけで泣きそうになりました。
喋り合えるネット友達はいるものの、やはり目に見える形でファンの存在を確認するとクるものがあります。

遂に始まり、その目で視認した小宮有紗…美しすぎる。
Aqoursではダイヤ様推しの自分としては、尚更信じられない状況でした。
秋奈さん、可愛すぎる。一挙一動が可愛らしい…。
ずっちゃん、オーラすごいのに気さくすぎる。オタクのことを理解しすぎている。
そしてその3人の生の絡み尊すぎる。この時点で通し券の元は取れたなというレベルでした。こんなに間近でご尊顔を拝めるのはエリアMTGならではという感じ。

演者様それぞれのDJについても語りたいところですが、長くなるので少しだけ。
夜の部のずっちゃんのセット序盤、GTA & TJR - Mic CheckからのGammer - The Dropは古のEDMオタク全員が大歓喜したことでしょう。俺はしたよ。
ずっちゃんのセットは外タレのイベントに来たかと思うような感じで、EDMからクラブにハマった自分には刺さるスタイルでした。澁谷梓希しか勝たん。
あと、Hiroshi OkuboさんというDJがいたことは今回すごく大きな意味があったなと感じました。電音部キャストって全員がヘッドライナーな感じだからOkuboさんみたいなスタイルってやりにくいというか求められてない感じがあると思うんですよね。それよかバンバン自分の曲とかアンセム繋いでくれみたいな。そんな中あのスタイルのDJを電音部ファンたちが体験できたことは、クラブミュージックの魅力の別の側面に気づけるいい場だったのではないかなと。

イベントの感想

どちらかというとコンサート

今回DJメインということで、クラブイベントに近い形での開催だったと思うのですが、建て付けとしてはコンサートに近いなという印象でした。
整理番号順での入場で、区画もある程度区切られており、交通整理がよくされていた印象。ただそのせいで区画間の流動性が少なく、1公演も約3時間ということで途中で持ち場を捨てて酒とか買いにいくよりかはポジションを失わないように我慢したほうがいいという思考に多くの人がなったと思います。最初に着いた位置が実質の指定席のような感じ。
僕も今回はキャスト3名を間近で見たい!という思いが強かったので前方付近に陣取りましたが、次回からは後方爆踊り勢になることも視野に入れたいなと思いました。
ダブステが来たらやっぱヘドバンしたい。でもあのパンパン具合+踊り慣れてない人が多数の場では迷惑になっちゃうので難しいですからね…。
どうかキャパ大きいところで開催して後方に踊れるスペースもっと広く確保していただけないでしょうか。

とにかく治安がいい

やっぱオタクが多いと治安がとにかくいい。これは超会議ボカニコ(ボカロのクラブイベント)でも感じたことです。
酔いすぎてる奴もいないし、誰も喧嘩してないし、ガンガンぶつかられることもない。
クラブミュージック初心者には本当に入りやすいコンテンツだなと、音楽性や展開の仕方はもとより、イベントにおいても感じました。

しかし治安が良すぎるため、今後モッシュ向きの曲が来ても誰もしないだろうしそもそも禁止の可能性が高いなと思いました。僕は結構モッシュも好きなんですが、まあ危険性もごもっともだし無い方が参加する人は安心だろうと思います。
モッシュしたい人はYellow Clawとかの公演やEDMフェスに行きましょう。

開演前にアザブの曲ずっと流れてる

これは好みの問題もあると思いますが、開演前にアザブの曲がBGMとして流れてるのが個人的には気になりました。
今回のイベントで一番盛り上がるであろうアザブの曲が、小さい音量とは言え先んじて流れてるのは少々勿体ないのではないかと思います。せっかく電音部はインスト曲とかダンストラックとかが充実してるんだからそっちを流しとけばいいのに…と思いました。人によっては「アザブのイベントに来た!」っていうワクワク感にも繋がると思うので、本当に正解は無いと思います。
普通のクラブイベントではヘッドライナーの曲を本人登場前に流すのはご法度な風潮があるので、僕は気になってしまいました。

セトリが本当に欲しい

これはTwitterでも言ってる人多いけど本当にセトリを公開して欲しい。
いい曲あったな〜と思ってもそれがわからないというのはモヤモヤするので…。電音部といういちコンテンツとしてやってるから、著作権的に怪しいremixやbootlegを使ってた場合に公式が記録として残すのはまずい、みたいなこともあるんでしょうか…。
Shazam起動しとけよと言われればそれまでですが


総評

治安が良くて爆裂楽しい

なんかイベントの仕様を書いてたら文句ばっか言ってる人みたいになりましたが、先ほども言ったようにクラブ初心者にとっては最高の治安と楽しさを誇るイベントになったのではないかなと思います。
僕自身、改めて現場の楽しさとクラブミュージックの良さを実感できました。行き帰り夜行バスの地獄弾丸参加をした甲斐がありました。おかげで最後のWhere Is The Loveは聴けず無念の途中退場をしました😂

電音部フェスを開催して欲しい

今回ステージがひとつだったことで、流動性の無さがやはり気になりました。コンサート基準で考えたら普通のことなんですが、指定席なしでやってるなら自分の推しの番が来たら最前付近に行くとかがもっとやりやすかったらいいのにな〜とは思いました。まあフェスってわけでもないのである程度は仕方ないのですが。
いつか電音部フェスみたいな感じでアザブの誰かがやってる時別フロアでハラジュクがやってるみたいなのもして頭を抱えさせて欲しいですね。そういう形態なら客もある程度バラけて、移動とかあればついでに酒も買ってとかやりやすくなりそうですし、電音部ノベルの世界観に近いバチバチ感がありますよね(ノベルではどちらのDJの音楽を聴くかその場でスイッチできるみたいな感じでしたが)。
コロナ禍で流れてしまったオールナイトイベントもいつかやってくれることも願っています。
改めて、今後の電音部、イベント参加も含めて楽しんでいきたいなと思える最高のエリミでした。

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