♯3 Tシャツ 第三話 〜100年前の君から〜

さてコレがTシャツについて最後になるかな?_(:3」z)_

前回、Tシャツがメディアに訴えるチカラを
得たという時代。

実はそれ以前に洋服業界は
オートクチュール→プレタポルテ→ストリート
と生産様式的にも時代の流れと共に移り変わっていた。

工場技術の発展による大量生産が可能になり
Tシャツはジーンズと並び男女問わず着用できる
自由の国のシンボルとなった。

そんな中、ベトナム戦争が問題化しており
反対する者達によるムーブメントが巻き起こる。

服装の自由、音楽の自由、思想の自由。
自然的な生活への回帰。

1960年代のそれまでの社会への反発や
宗教への反発、戦争への反発が生んだ
ムーブメントは世界中に広がる事となる。

ヒッピー

『愛、平和、自由』
このムーブメントは色々な物を解放した。
ドラッグやフリーセックス等、今では容認されない思想だった。

ヒッピースタイルについては
またいつか書き綴るとして…。

ヒッピーが与えたファッション面の影響を見てみると、ヒッピースタイルの象徴、絞り染め。

カラフルで様々な模様が自由的なヒッピーの
アイコンと言われたり、
なんだか分からない柄がドラッグで見る幻覚イメージと様々あるようだが、大流行となる。

そして、ヒッピーをリードするミュージシャン達の影響が、非常に大きい。

1970年代に入りベトナム戦争の終わりや
オイルショック似非ヒッピーの素行の悪さからヒッピーが収束して行く。

しかし、音楽とファッションの結び付きは確固たる物となり、英国ではパンクカルチャーを中心に
アメリカでもロックバンドTシャツが人気を博す。

1980年代、遂に今ではファッション界でも大きな影響力を持つジャンルがTシャツ界にも名乗りを上げる!

スポーツブランド達
ヒップホップカルチャーが台頭してくるのだ。
ラップ・ブレイク・グラフィティー・DJ

その思想やスタイル、音楽、芸術など
70年代から始まっていたカルチャーは80年代で開花した。
メッチャでかいTシャツが世に出てきた(゚∀゚)

そして1980年代〜1990年代
スポーツブランドが世界を席捲する。
神様マイケル・ジョーダン⊗≡ヽ(˙^˙〃)
説明不用のスポーツブランドブームの中、
ジョーダンに喰ってかかる若手の

アレン・アイバーソン

ジャージ姿のNBAをヒップホップスタイルを駆使してファッションリーダーに押し上げた
アイバーソンの功績はデカい(^-^)

そして日本ではフェミ男ブームでピチT人気や
オルチャンスタイルのオーバーサイズなど、
多種多様なTシャツが存在する世界になった。

約100年前に世界に放たれ、
インナーからアウターへ、プリントや染め
ビックサイズやスモールサイズ
時代と共に変幻自在に進化して来たTシャツ。

今年の君は
どんなTシャツを着ているかな(^ー^)?
そしてコレからTシャツまたどんな進化を
見せて行くのか期待したい*\(^o^)/*

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