クリスチャンとして生きるということ⑨
〜「罪」とは何か?〜
始めアダムとエバは完全な判断力を持つ人間として造られていましたが、自由意志もエホバは与えておられました。人間をロボットのようではなく、倫理的に自由な行為者(自分で歩み方を決められる者)として造られたのです。
ですからアダムとエバが実を食べたことは明らかに神に対する意図的な反逆でした。これにより二人は罪を犯し、永遠に生きるように造られていたのに死ぬことになってしまいました。この「罪」とは、道徳上の欠陥のことです。それにより二人は不完全な人間になりました。
二人は子どもを産むことが許されました。ですがその子どもにも罪は受け継がれ、不完全な人間として産まれるようになってしまいました😔
「1人の人によって人類に罪が入り,罪によって死が入り,こうして,全ての人が罪人になったために,死が全ての人に広がった…。」(ローマ5:12)
真っ白な紙に汚れがついた紙をいくらコピーしても真っ白にはならないのと同じように、です。
ですから人間が死ぬのはエホバの当初の予定ではなく、二人が罪を犯した結果です。なので、残念ですが神から見れば今の人間は皆罪人、なのです😔(ローマ3:23)それで正しいことをしたくても、時に神に喜ばれない方向に行ってしまうことがあるのです。
「わたしは,自分の場合にこの法則を見いだします。自分では正しいことをしたいと願うのに,悪が自分にあるということです。」(ローマ7:21)
多かれ少なかれ、誰でも罪悪感をもった経験があるのではないでしょうか?それは、人間はもともと神のご性格に似せて造られたので(創世記1:27)、正邪の感覚を植え付けられているにも関わらず、正しく機能できないことがあるからなのです。
…ところで、ここでこう言いたくなる人がいると思います、「悪いのはアダムなのに、なぜ私たちまで苦しまねばならないのだ。」と。
エホバは公正な神です。なのでアダム達が罪を犯したすぐ後に、人類を救済する手段を設けました。(創世記3:15)
それが、ご自分が一番大切にしていた子供イエスを地上に遣わすことでした。
まだよくわからないかもしれませんが、有名なイエス・キリストが実際に亡くなったことというのは、単なる偉人が死んだだけの話でなく、あなたにも直接関係していて、神があなたを助ける為にしてくださったことだと知って欲しいのです😌
それはまた別の機会に詳しくお話しましょう😉
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