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虚像の自分を大切にする

恐らく多くの人が題名を見て『???』だと思われる。

一般的には『虚像の自分』より『本当の自分』を大切にすべしという理論を展開する人の方が多いから。

勿論、其の考え方も間違ってない、正しいと思います。

然し、表があれば裏もある、表裏一体という言葉が示す通り、逆側から見た視点も又、真であるという事もある。

『虚像の自分』を大切にする為に必要な事とは何か?

其は『真実の自分』が何者であるかを正確に知る事にある。

『真実の自分』を知らずして『虚像の自分』は語れない、何故なら『虚像』とは『真実』があって存在する物だから。

故に『虚像の自分』を知る者は『真実の自分』を知る者、だからこそ、『虚像の自分』を大切にできるのです。

更に言うと『虚像の自分』を大切にする事により、『真実の自分』を守る事にも実は繋がってきます。

『虚像の自分』を前に出し、『真実の自分』を後ろに下げる、その事により『真実の自分』を隠せるので守れます。

然し、その際絶対に忘れてはならない事がある。

其は『ミイラ取りがミイラにならない事』である、つまり『虚像の自分』に『真実の自分』が飲み込まれ、『真実の自分』を見失ってしまう事、これは絶対駄目。

所謂、二重や多重人格症に陥る人の多くはこの主客の逆転現象に気づけない人が陥りやすい病となる。

『虚像の自分』はあくまで『真実の自分』を守る盾、その守る盾が『守るべき自分』を攻撃し抹消する事、これだけは絶対にしては行けない事です。

故に私は『虚像の自分』を作る前に『本当の自分』の地固めをしっかりした後に『虚像の自分』を作らせる、この、『本当の自分』の地固め作りを怠る心理関係者が意外と多い事に驚かされるし呆れさせられます。


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