『民意という名の暴力』

解り易く言えば暴動。

民意という名の元に、
暴力を奮い、略奪をする。
米国内の黒人暴動が其の好例。

日本でも民意を尊重した判決を
下したケースもある。

光母子殺人事件等はその典型。
被害者は二人だが一人は赤子、
判例に基づけば無期が妥当だが
民意に基づき死刑判決が下された。

其自体が間違っている訳ではないが、
時として民意は目に見えぬ暴力となる。
犠牲となる者が必ずしも悪とは限らぬ。

特に形骸的加害認識は
時に無害な者を有害とし、
排除される側に回される。

老害と呼ばれる悪徳政治家と
同世代の人間を同一視するのが
その典型的な例である。

ネット内における公開処刑と
呼ばれる個人情報漏洩も同じ。

本来中立であるべき筈の司法も
民主主義社会では完全なる
中立的立場には立てず民意に依拠し、
司法判断を歪曲する場面も出てくる。

其は必ずしも間違いとは言えないが、
時と場合で間違いとなる事もある。

民意という名の見えない暴力に
我々は決して屈してはならない。

其は無法と同じと認識すべきである。

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