見出し画像

コロナショックを受けて

マイナポイントを申請してからそれなりに経つのにまだ給付されていない、志田ちゃん(@habu_masu_52)です。

千葉ロッテマリーンズから荻野角中清田ら新型コロナウイルス感染者が発生してから9日が経ちました。幸いにも無症状ということらしく、安心しております。その間チームは7試合をこなして3勝4敗と失速気味。
このままでは2005年以来のパリーグ優勝という目標を達成できないってくらい追い込まれている状況です。

ですが、そんなロッテにもコロナショックが起きたからこそのプラス要因、怪我の功名のようなものも多数生まれました。

1.幕張のスピードスター藤原恭太

荻野角中清田菅野らが抹消され、急遽代わりの外野として登録された、高卒2年目の藤原君が1軍で躍動。昨日10/14には先頭打者本塁打を放つなど、好守において存在感を発揮しています。
いや~~~~~~たまんね~~~~~~~~~~~~~~~~
自分が藤原君が大好きってのもあるんでしょうけど、やっぱ彼にはすごい期待してるんですよね、スター性もあるしドラ1だし足早いし大きいの打てるし桐蔭だしでもう神かって、お前は神かって話で…
おそらく安田君と同じように2年目は浦和でしっかりと鍛えるつもりだったのでしょうが、首脳陣からしてもファンからしても現在の1軍での活躍や良い意味で想定外でしょう。私も正直こんなにやってくれるとは思っていなかったし。
一部では高卒外野手がドラ1だなんて前例がない、過大評価だとも言われていましたが、そういった悪評を見事に自分のバットで晴らしてくれたんじゃないかと思います。

2.今シーズンから移籍してきた西巻賢二

あとは楽天から移籍してきた西巻君も素晴らしいですね、昨年まだ20歳の若さで自由契約となった西巻君ですが、ロッテに移籍して、コロナショックにより藤岡の離脱後は遊撃を主に勤め、打率も.333と立派に穴を埋めてくれています。(動画が見当たらなかったので動画は無し)
現在のロッテは一時期の西岡のような絶対的なショートのレギュラーが不在であり、幕張遊撃隊とも揶揄される状態ですが、西巻がこの機会にショートのレギュラーをつかみ取ってくれたらこれ以上の喜びは有りません。

3.井上の涙

幸いにも今回のコロナショックを免れた主力踏みとしてマーティン、中村、田村、そして井上がいます。
井上は長らく和製大砲として期待されていましたが、メンタル面の問題もあり二軍の帝王として燻ぶっていました。そこを2018年から監督に就任した井口さんの手により覚醒し、長らくロッテに不在だった大砲として覚醒。
しかし、今年はまだホームランも20本には届かず、打率も低水準でまとまっており、なかなか本調子にはなれていないのが現状です。
そういった自分のふがいなさもあったのでしょう、一昨日サヨナラタイムリーを打った井上は涙を流していました。

個人的にはこの井上の涙には心を打たれました、あの未完の大器だった井上がチームを引っ張る責任感や自分の不甲斐なさを憂うことも出来るようになったのが嬉しかったですし、本気で優勝したい、打ちたいと心の底から思ってるからこその涙だと思うとこっちも泣きそうになった、てか多分泣いた。

ただ、まだ完全復調とはいかないようで昨日もなかなか打てずでした。
それによって、一部の心無いロッテファンからは「嘘泣き」だとレッテルを貼られて叩かれたり動画に低評価を押した人もいましたが、あの井上の涙を見て嘘泣きだと思えるならなかなかに残酷だなと、非常にがっかりしました。
批判するなとか言うつもりもありませんし、真のファンぶるわけでもありませんが、人の涙を否定してほしくはなかったです。

ダウンロード

話を戻すと、良くも悪くもロッテは井口チルドレンを象徴する井上中村コンビが打てば勝てるし打たなきゃ負ける、まだ発展途上のチームです。だからこそ、このコロナショックにより、チームを纏めてくれるベテランが不在な今こそ、この二人がより一層責任を感じ、選手としてもレベルアップしてほしいですね。

まとめ

コロナショックにより壊滅的な打撃を与えられましたが、若手の躍動と、それに奮起した既存の中堅により、まだなんとか首の皮一枚つながった状況だと私は感じています。
もちろんコロナショックは無い方が当然よかったと思いますし、お得意様のホークス相手に負け越したのも、ベテラン勢や濃厚接触組の代走屋の不在が大きかったでしょう。
しかし、一度起きたものはもう仕方がないですし、緊急昇格した若手は今回取り上げた二人以外にも高部や福田光輝といった新人のプロスペクトもいますし彼らの力があればなんとかなるんじゃないかと思っている自分がいます。


幸い陽性者組も濃厚接触者も近々帰って来そうですし、今後が楽しみでなりません。難しいとは思いますが、なんとか力を合わせてこの危機をチーム一丸となって乗り切って、現在入院中の選手たちも安心させられるような、そんな千葉ロッテマリーンズであって欲しいですね。



でも角中は井上の涙見て爆笑してそう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?