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【177】 注意散漫な状態に導かれる私達(デジタル・ミニマリスト: 本当に大切なことに集中する_カル・ニューポート_③)

デジタルツールは行為依存を促すように設計されている。注意経済:Attention Economy。企業は利益を得るために、ユーザーに長時間使わせようとする。ユーザーの注意関心を最大限に奪おうとしてくる。Brain Hacking、注意散漫の時代。

デジタル・ミニマリスト: 本当に大切なことに集中する_カル・ニューポート

デジタルツールを「使っている」のか、企業や周囲のメンバーに「使わされている」のか…

こないだ会社のドロップインスペースにて作業中、隣の席に座った男性は特徴的だった。メールやTeamsの通知音はピコン、ピコンと鳴りまくり、電話、そして人からの直接の割り込みにも対応していた。こんな状態で、深く考える仕事や、ミスの無い作業なんて困難を極めるだろう。とても見ていられない状態だった。ノイジーなマルチタスキング、極まれり。

その姿を横目に自分は、ノイズキャンセルのイヤホンを装着し、着信音を切り(というか常にオフ)、シングルタスクで1つ1つ処理していく。

両スタイルの良し悪しは人によって捉え方が異なるだろう。ただ、自覚的に、自ら望んでの行動であれば良いが、望ましく無いのであれば何かを大きく変えなければならないと思う。

次、どないすっぺかね?

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