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若気の至りから学ぶもの

先週、平日のど真ん中から二日酔いを炸裂させた川谷です🤮

なぜ川谷が平日のど真ん中から二日酔いしたかというと、昨年インカレ全国制覇をした筑波大学男子ハンドボール部の卒業生を送る会があり、そこで大量のお酒を飲まされたからす🍻笑

改めまして、私がスポーツトレーナーとして関わらせていただいている筑波大ハンド部が日本一のチームになったわけですが(詳しくはこちら)、

今年の4年生とは関わりの深かった選手も多く、4年生の門出には非常に感動しました。

今日はそんな4年生、ひいては学生として生きる彼らから川谷が常に学ばせてもらっていることを共有したいと思います。

▼ "今"を全力で生きる美しさ

実を言うと川谷は学生時代、大学生というものをかなり下に見ていました←生意気極まりないですね。

お前も大学生だったくせに、同期を下に見てるって何様やねんと自分でも思いますが、

当時、自分は高校まで本当にハンドボールしかしておらず、

大学生になって周りとの力の差に圧倒されて選手を挫折して、おまけに将来の不安を抱えた結果、トレーナーの道を目指すことを決めました。

トレーナーを目指し始めてからは、いわゆる『意識高い系』と気取っていたというか、電車の中で専門書を読んだり、飲みの誘いがあっても断って外部のセミナーを受講しに行ったり、

なるべく大学の人とは意図的に関わらないようにしていました。

こいつらは将来のこと何も考えてないと思っていたし、そんな奴らと深く関わりすぎると自分がダメになる。そう言い聞かせて若気の至りを謳歌する学生とは意図的に距離を置いていました。

今となって、その選択は間違っていなかったと思う反面、勿体なかったなと思う気持ちがあります。

ハンド部の彼らや大学生たちを、社会人になった今の立場から見ていると(といってもまだ完全な社会人としては1年目)、

口悪いですが本当にバカばっかりだし、生意気で言うこと聞かない奴もいるし、ハンド以外では酒と女のことしか考えてないような奴もいます(笑)

でも、彼らは全力で"今"を生きながら、過去にも未来にも囚われずに前に進み続けているように思えます。

だからこそ思い切ったことができるし、柔軟な発想で物事を思考したり、ある時は余計な不安やリスクを省みずに行動することができるのかなと。

過去の栄光に縛られて(一応高校時代ハンドボール部のエースだった川谷響)、未来の不安に突き動かされていたあの時の自分とは、随分違う価値観を持っているなと。

詰まるところ彼らには、桜や花火のような美しさを感じることがあります。

多くの大人が、若さを羨ましがる理由が何となくわかってきた川谷です。

とはいえね、人生は学生を終えてからが長いわけで、ましてや彼らは人生を100年以上生きる可能性がほぼ100%に近い世代なので、桜や花火のようにそこで散ってなくなってしまうようでは困りますね。

▼ 学生ハンドボール界が目指したくなるチーム

これが筑波大ハンド部が掲げている部の理念です。

全国制覇!とかではなく、大学ハンドボール界が目指したくなるようなチームを彼らは目指しています。

何を意識しているかというと、監督やコーチではなく選手自体が主体となって、チームの方針や運営、ゲームメイクや組み立て、学内イベントや行事の企画に至るまで全て学生主体で行っているんです。

これは他のトップレベルの大学ではとても珍しいことで、自分がいた順天堂大学も学生主体でやっておりましたが(監督がいなかったので)、結局チームとしてまとまりきらず不完全燃焼な成績で終わってしまいました。

筑波大は監督もコーチもトレーナーも非常に質が高く優秀なスタッフ陣がいるのですが、その人たちがグイグイ前に出て学生に指示を出して従えるというスタンスではなく、

出来るだけ目をかけて見守り、必要なことや相談を持ちかけられたら心身になって力になる。そんなスタンスで大人たちは関わっています。

これはハンド部の監督が、日本一のチームを作り上げること以前に、"ハンドボール選手以外で社会に貢献できるリーダーを育てていきたい"という考えがあるからこそ成り立つものなんです。

だからこそ、学生たちは出来るだけ自分たちで考え、行動し、ハンドボールだけでなくイベントの企画運営やSNSでの宣伝、社会人としての規律を部活動の中で学んでいます。

もちろんまだまだそのチームの方針をわかっていないチャランポランなバカもいるのですがw、彼らが社会に出て何かの壁にぶち当たった時に、ここでの経験が必ずや活きると確信しています。

今を生きることに全力でいつつも、周りやチーム全体が彼らの将来を見据えて動いているので、我ながらですが本当に素晴らしいチームだと思っています。

そんなチームが今回、インカレ全国制覇を果たしたという偉業は、川谷の中では革命的な出来事だと思っています。

これをきっかけにもっと彼らの活動や理念が広まって行って欲しいなと思うし、そのために自分ができるフィジカル面でのサポートやビジネス面での関わりは全力で応援していきたいなと思う次第です。

こうした応援したくなるチームに関われることに感謝して、彼らからいろいろなエネルギーをもらいつつ、それをメンバーの皆さんにも還元できればと思います(^^)

▼ 最後にお願い

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まずは彼らのプロモーション動画をご覧ください!

選手たち自らプロデュースもプロモーションもして、多くの方々に筑波大学ハンドボール部の活動を届けようと頑張っています!

是非彼らの応援も込めて、ご支援をいただけたら幸いです(^^)

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